社会そのほか速
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気象庁は12日、マーシャル諸島近海で熱帯低気圧が午前3時に台風3号に変わったと発表した。今後西へ進み、17日ごろにマリアナ諸島の西海上に至る可能性がある。
3号は12日午前6時、マーシャル諸島近海を時速25キロで西へ進んだ。中心気圧は996ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートル、最大瞬間風速は25メートル。北側390キロ以内と南側280キロ以内が風速15メートル以上の強風域。
関西電力や九州電力など老朽原発を抱える電力4社が18日にも計5基の原発の廃炉を正式決定し、地元自治体に説明する方向で最終調整していることが11日、分かった。いずれも来年までに運転開始から40年が経過する原発で出力規模が小さいため、運転延長による再稼働を目指しても、安全対策などに多額の費用がかかり、採算確保が難しいと判断したようだ。
【すべてはここから…】津波に襲われる福島第1原発
廃炉が正式に決まるのは、関西電力の美浜原発1、2号機(福井県)▽日本原子力発電の敦賀原発1号機(同)▽中国電力の島根原発1号機(島根県)▽九州電力の玄海原発1号機(佐賀県)の4社計5基。各社は廃炉を正式決定し地元に説明した上で、経済産業省に報告する。
政府は原発政策で「原子力規制委の審査を通過した原発は再稼働させる」とする一方、運転開始から40年を超える原発について、関電など各社に対して廃炉の是非を早急に判断するように求めていた。【安藤大介、浜中慎哉】
全国的に風が強い。北陸以北では大荒れの峠は越えるが、引き続きふぶきや大雪に注意。晴れる関東以西も風が冷たく、体感的に予想気温より寒い。きょうも春物ではなく、冬物のコートでお出かけを。
北陸以北の雪・風はまだ注意レベル
北陸から北海道では大荒れのピークは過ぎつつあります。でも、雪と風はまだ注意レベルです。屋根や木からの落雪、車の運転はお気をつけ下さい。一方、関東から九州は大体晴れるでしょう。きのうは名古屋で積雪となり、大阪や広島などで雪が降りましたが、きょうは太平洋側の平地で雪が降ることはなさそうです。
日差しより風の冷たさに軍配 来週は気温の春へ
予想気温は平年並みか低い所がほとんど。東京は15度まで上がりますが、日差しより風の冷たさに軍配が上がりそう。冬物のコートにマフラーや手袋があるとよいでしょう。でも、この寒さも今週限り。来週は本格的な気温の春が到来しそうです。
いまだ収束の気配の見えない福島第一原発。現在、約8000人の作業員が勤務していると見られるが、その下半身を支えているのが、“性のナイチンゲール〞である「原発風俗嬢」だ。その現場は時に“癒やしの現場〞となり、時に“修羅場〞ともなる。そんな、彼女たちの封印された2年間の軌跡を追った。
全国の18の都道府県で働いた経験を持つ亜衣(32)。原発事故直後、風俗バブルに沸く福島で一稼ぎしたというが、あえて過酷な現場に飛び込んだ理由とは何だったのか──。福島県出身の作家・酒井あゆみ氏がその本音を聞いた。
亜衣とは、東京で会った。現在、東京のマンションで暮らす彼女は、東北の出身。複数の街を拠点に、全国の風俗で稼ぎ回る日々を送っている。しかし、原発事故から2年がたった今もなお、「全国でいちばん稼げるのは福島」と言い切った。
「また、福島に働きに行くんです。やっぱり保証が高いし、お客さんも、そんなに癖がない人が多いから‥‥」
しかし、彼女の証言はあまりにも生々しいものだった。複数の作業員が、大麻や覚醒剤などのドラッグに手を染めているというものだった。昨年も大半は福島で働いた。
「これまでついた作業員の人は‥‥自己申告で自分から作業員だと言った人だけでも、30人は軽くいましたね。ただ、プレイでは癖がないんですけど、彼らは別なことで困る時が多いですね。ええ、“ドラッグ〞をやってる方が他県と比べて多い印象がありますね。原発作業員に限っても、やたらと鼻をグスグスさせている人だったり、出張先のホテルの部屋に入ったら変なニオイがして、帰る頃には私までハイ状態に。ドライバーの人に大麻だと指摘されたことも‥‥ヤバイですね」
目鼻だちがハッキリしていて、女優の鈴木杏樹似の亜衣。細身ながらも胸が大きく男好きするスタイルは、洋服の上からでもわかる。ただ、こうした“クスリ”を常用するには、それなりの“理由〞があると、亜衣は話す。
「前にすごく印象に残る人がいたんですね。ある作業員の人が『怖い‥‥』って接客中に急に泣きだしたんです。私の胸に顔を埋めて『ギューッ』と抱き締めながら。私が背中をそっとなでると大声で泣き叫び、小刻みに震え始めました。最初は、気づかなかったんですけど、ドラッグの影響もあったんでしょうね。突然、『オレ、死んじゃうんかな、死んじゃうんかな』って‥‥。あまりにもかわいそうで、いたたまれなくなりましたね。…
東京大や海洋研究開発機構などの国際研究チームは、米欧共同の土星探査機「カッシーニ」による観測データから、衛星「エンケラドス」の海で、熱せられた海水が岩石と反応する「熱水活動」の証拠を発見した。地球の深海底にもある熱水活動は生命誕生の場と言われており、研究チームは「地球外生命の発見に向けた前進だ」としている。論文は12日付の英科学誌ネイチャーに掲載された。
エンケラドスは表面を氷で覆われた直径約500キロの衛星。カッシーニの観測で南半球の地下に海が存在し、氷の粒や塩分を含む水蒸気が地表の割れ目から噴出しているのが確認されている。
カッシーニが検出した微粒子の中に、岩石と熱水が反応してできる鉱物(シリカ)の微粒子「ナノシリカ」が確認され、東大大学院の関根康人准教授らは、地上実験でナノシリカが生成される条件を調べた。
カッシーニが採取したエンケラドスの海水成分を参考に、温度や圧力を変えるなどして反応を調べたところ、ナノシリカができるためには90度以上の熱水環境が必要で、現在も活動が続いている可能性が高いことが分かった。
カッシーニは有機物の存在も確認しており、関根准教授は「この環境にもし生命がいれば、生存を続けることは可能だ。生命が見つからなくても、サンプルを持ち帰って調べることができれば、地球の生命誕生前夜と似た環境を知ることができる」と話している。