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2015年3月12日午前6時(日本時間)、英タイムズ・ハイアー・エデュケーション(THE)は大学教員が選ぶ世界大学評判ランキングを発表した。アジアトップは東京大学で、順位は2014年に逃したトップ10へ返り咲きならず、12位だった。
世界大学ランキング主要3種のひとつである同ランキングは、Quacquarelli Symonds(QS)、上海交通大学の世界大学学術ランキング(ARWU)に並ぶ注目の大学ランキング。勤続年数の長い世界各国の教員から回答を集計し、教育と研究の両面から大学を評価した結果をランキング形式で発表するもの。2015年は教員1万507人からの回答を得た。
アジアからは、毎年、東大がどのランキングでも世界20位以内に評価され、THEの発表する同ランキングでも2013年まで3年連続でトップ10入りを果たしている。2014年には同ランキング開始以来はじめてトップ10入りを逃し11位だったが、今年はさらにランクを落とし、12位。
ランキングが評価するのは教育と研究の両面で、ともに100点満点で評価される。ハーバード大学は教育面100点、研究面100点と、5年連続で世界一を獲得。2位のケンブリッヂ大学は2014年に4位から順位を上げ、研究面84.4点、教育面84.3点と総合84.3点。さらに3位はオックスフォード大学が教育面81.9点、研究面79.8点の総合80.4点で、2014年5位から上昇した。2014年に2位だったマサチューセッツ工科大学(MIT)は総合77.8点で4位に順位を落とし、5位は2014年3位のスタンフォード大学で、総合60.0点だった。
東大の評価は、教育面が18点、研究面が19.8点で総合19.3点。英国と米国の大学以外ではもっとも高い評価であることは2014年と同様だが、2015年もトップ10入りを果たすことができなかった。ほか、アジアからは精華大学が26位、京大が27位、北京大学が32位など。
文部科学省は2014年9月、「スーパーグローバル大学」として37校を発表。世界大学ランキング100位以内を目指す「トップ型」に東大、京大など13校を選出した。2015年THE世界大学評判ランキングでトップ100入りしたのは東大、京大の2校だった。
2015年の大学ランキングは、今後5月上旬にQSアジア大学ランキング、6月にTHEアジア大学ランキングなどが発表される予想だ。
1位 ハーバード大学
2位 ケンブリッジ大学
3位 オックスフォード大学
4位 マサチューセッツ工科大学
5位 スタンフォード大学
6位 カリフォルニア大学バークレー校
7位 プリンストン大学
8位 エール大学
9位 カリフォルニア工科大学
10位 コロンビア大学
:
12位 東京大学
27位 京都大学
日本人がかかるがんの第1位を占める「胃がん」。診断・治療技術の進歩で、半数以上が早期に見つかり完治が望めるようになったが、胃を切除すれば合併症や後遺症に苦しむこともある。新たな手術法で、手術後の生活の質の向上を目指せるようになった。
東京都に住む会社員、佐藤真理子さん(仮名・52歳)は、14年7月、胃のむかつきを感じて職場近くの病院で検査を受けたところ、胃の入り口(噴門)付近に早期胃がんが見つかった。担当医からは、胃の全摘を勧められたが、佐藤さんは胃をすべて取ることに大きな抵抗があった。胃がん手術を受けた知人から、手術後に食事が少ししか食べられなくなって苦労した話を聞いたからだ。
佐藤さんは、胃全摘をせずにすむ方法はないかと思い、インターネットや本を調べたところ、全摘せずに手術できる「センチネルリンパ節生検」というものを知り、慶応義塾大学病院一般・消化器外科教授の北川雄光医師のもとを訪れた。
センチネルリンパ節とは、がんがリンパ管に入ったときに最初に流れ着くリンパ節で、転移が最初に起こると考えられている。センチネルリンパ節生検は、手術の前にトレーサーといわれる色素やラジオアイソトープ(放射性同位体)を内視鏡で胃がん周囲の胃壁に注入。そのトレーサーが入り込んだ胃周囲のリンパ節をセンチネルリンパ節として判断し、すぐに病理検査して(生検)、がんがないと確認できたらリンパ節は取らず、がんの病巣だけ取るという方法だ。
そもそも、胃がんの標準治療として早期でも胃を全摘したり大きく取ったりする手術をするのは、一部の人にリンパ節転移が起こっている可能性があるためだ。これまでの画像診断だけでは転移が判定できなかったため、転移している場合に備えて大きく切除していた。
「センチネルリンパ節を正確に見つけ出して、がんの転移がないことを確認できれば、縮小手術が可能になります」(北川医師)
乳がんや悪性黒色腫(メラノーマ)ですでに保険適用となっていたが、北川医師はこの手法を胃がんに応用できないか、1999年から検討を続けてきた。内視鏡治療では切除できない深さで大きさが4センチ以内の早期胃がんのうち、画像診断でリンパ節転移がないとされた433例を対象に検証したところ、約97%でセンチネルリンパ節を見つけることができ、転移の有無は99%で正確に判定できた。14年1月から胃がんのセンチネルリンパ節生検は先進医療として認められた。…
3月13日の運行を最後に引退するブルートレイン『北斗星』。誕生から27年、東京・上野駅と北海道・札幌駅を往復する青く美しい寝台特急に、北海道出身の新党大地代表・鈴木宗男氏(67)が乗車した。
「いやー懐かしい、この『北斗星』はね、1988年の青函トンネル開通に合わせて運行を始めたんですよ。その時私は40歳。自民党の交通部会長代理という立場で函館からの一番列車のテープカットをしました」
上野駅19時少し前、鈴木氏は意気揚々と列車に乗り込んだ。鈴木氏も若い頃は随分と夜行列車に世話になったという。
「私が初めて一人で東京に行ったのは1966年だった。大学受験のために青函連絡船で青森まで行って、そこから夜行で12時間。寝台車は高かったから、普通車に座ったままあまり眠れなかったな(笑い)」
ブルートレインの歴史は1958年登場の寝台特急『あさかぜ』に遡る。高度成長期の新たな憧れとして人気を集め、1970年代半ばのピーク時には1日30本以上が運行されていたが、その後は除々に本数を減らしていく。
最後のブルートレイン『北斗星』の引退発表以来、乗車券はプラチナチケットになった。思い出を噛みしめるように車内を巡る鈴木氏はロビーカーで出会った乗客とすぐに打ち解け、持参したワインを振る舞い乾杯の音頭を取った。
「旅は道連れ世は情け、こういった旅の味わいがまたひとつ減ると思うと寂しいね」
2段ベッドが2つ並ぶB寝台に戻ると、22時に消灯。『北斗星』は青森駅に停車すると、青函トンネルを通過するため、先頭の機関車が赤のED79形に交替した。暗闇の青函トンネルを抜けると夜明けは間近だ。
6時30分すぎ、函館駅に到着。多くの乗客がホームに降り立つ。電気機関車からDD51形ディーゼル機関車への交換作業を見るためだ。
再び青の機関車に姿を変え、冬景色の北の大地を疾走する『北斗星』。車窓から朝日が差す頃には、車内販売のワゴンが回ってきた。鈴木氏はかに飯弁当に舌鼓を打ち、食後は淹れたてのコーヒーを飲みながら、長い間、静かに外の景色を眺めた。
「北海道は四季折々の風景がどれも本当に美しい。こういった自然に触れることができる列車の旅は今後も残していくべきかもしれないな」
11時15分、列車は札幌駅に時刻通りに到着した。
「8月までは臨時列車が運行されるというから、一度妻を乗せてやりたいなぁ」
札幌駅のホームで鈴木氏は青い車両を再び眺めた。
撮影■渡辺利博
※週刊ポスト2015年3月20日号
今回の罵詈雑言は日本の英語教育について、です。
ワタクシは実は大学学部時代に交換留学でアメリカに行くまでは、日本だけで教育を受けた、いわゆる「準ジャパ」という人間です。外資関係者、海外在住日本人、留学経験者など外国と接触がある人々の間では、英語を使う日本人を「帰国子女」「準ジャパ」に分けて話すことがあります。「準ジャパ」とは、大学入学以前に親の仕事などで海外に住んだことがなかったり、インター(インターナショナルスクール)には通っていなかった人間のことを指します。
「帰国子女」(&インターに通っていた人)と「準ジャパ」の間には、英語力に関して、深くて広い溝があります。その理由は、「準ジャパ」が受けて来た英語教育というのは、目的が達成されないバカ科目だからであります。
ワタクシの親は海外との接触があるわけではなく、家族も親戚も英語は全然できません。しかし、「エービーシーはわかるから、俺は英語がわかる、いいか、この缶コーヒーにはボスと書いてある!」とドヤ顔で語る親戚がいるのです。
英語圏で「これはペンですか?」と言う人間はいない
実家も首都圏近郊ではありますが、田んぼとクソみたいな工場が広がっており、人口の8割はヤンキー、地元で最もカッコいいと言われていた男子はリーゼントにボンタンで高校中退、車はシャコタンで後ろの窓にはYAZAWAのステッカー、10代で結婚妊娠、家族は借金つくって夜逃げ、貧乏な同級生が住む貸家に犬のウンコを投げて逃げてくるのが娯楽、というナマコの様なところです。
そういう街では当然、英語などできる人間はいないのですが、「これはYAZAWAと書いてある。俺は頭がいい」と威張ってしまう。そういうところです。
さて、そういうDQN集積地でワタクシが受けて来た英語教育というのは、公立学校のいわゆる一般的な英語教育なわけです。「これはペンです」「はいそうですか」「タイタニックが沈んでいます」「そうですかよかったですね」公立の学校や受験英語ではそういうのを延々と繰り返して覚えたり読んだりするわけですが、英語圏では日常生活でも仕事でも「これはペンですか」と聞く人間は基地外扱いされて終了です。
ワタクシは20歳過ぎて英語圏に留学したり、仕事したりしました。そこでは日本で習った「タイタニックが沈んでいます」は全然役に立ちませんでした。
「今日は家に手紙がきました。KKKという団体からで、外国人留学生は帰れと書いてありました。…
福島第一原発からおよそ6キロの福島県浪江町請戸地区。浪江町は今も全域が避難区域に指定されていて、11日は、一時帰宅で訪れた町民が、津波にのまれ亡くなった家族に花を手向けていました。
浪江町では去年の秋に仮置き場が完成し、震災後、撤去出来なかった打ち上げられた船や押し流された車などの撤去が、震災から4年経って、ようやく進められています。
「4年経って(町は)きれいになっているが、これからどうなるんだろうって」(一時帰宅した浪江町民)
近くではがれきを処理する仮設の焼却施設の建設が行われるなど、少しずつ復興が進んでいますが、インフラの整備など、帰還に向けての課題は山積みです。(12日04:35)