社会そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
静岡県議会で11日、世界文化遺産・富士山の価値を後世に引き継ぐため、行政と民間が協力して景観や自然環境の保全に努めるとした条例が全会一致で可決、成立した。別の議案をめぐって県議会が空転したあおりを受け、当初予定より約9時間遅れの採決となった。
条例は、国や県、民間団体が密接に連携し富士山の環境保全を進めることを基本理念に据えた。その上で、県は登山者の安全確保や調査研究を推進するほか、登山者が特定の時期に集中することを防ぐ手だてを講じるとし、登山者らに県の施策への協力を求めている。
中国電力が、老朽化した島根原発1号機(松江市)の廃炉を近く決定し、18日にも地元に説明する方針を固めたことが11日、分かった。運転40年を超える老朽原発は安全対策にかかる費用が巨額になるため、廃炉を判断した。
九州電力の玄海原発1号機(佐賀県)や日本原子力発電の敦賀原発1号機(福井県)、関西電力の美浜原発1、2号機(福井県)も同じタイミングで決定し、地元に説明することを検討している。
中国電力の島根1号機は1974年に運転を開始し、出力は46万キロワット。新しい原発に比べて出力が小さく、安全対策投資をして再稼働しても採算確保は難しいと判断したもようだ。
東京・三鷹市で通学路での子どもの事故を防ごうと、警視庁と地域のボランティアらが「安全運転呼びかけ隊」を結成しました。
通学路での子どもの重大事故が相次いでいることを受け、三鷹市で11日午後、警視庁が小学生の保護者や地域のボランティアとともに「安全運転呼びかけ隊」を結成しました。
任命された10人の隊員らは、「下校時間です」「子どもが通行しています」などと書かれたプラカードを持って通学路に立ち、乗用車や自転車に対し安全運転を呼びかけました。
こうした取り組みは、世田谷区に続いて2例目で、警視庁は子どもの安全を守るためこの活動をさらに広げていきたいとしています。(11日18:57)
群馬県警の24歳の巡査が10歳の女の子を連れ去ろうとして逮捕された事件で、群馬県警は巡査を免職の懲戒処分にしたと発表しました。
群馬県警渋川署の地域課の巡査・秋山暢大容疑者(24)は、今年1月、小学4年生の女子児童(10)を、わいせつ目的で連れ去ろうとしたとして、わいせつ誘拐未遂の罪で起訴されました。群馬県警は秋山被告が起訴されたことを受け、11日付けで免職の懲戒処分にしたと発表しました。
秋山被告は市民への巡回連絡の際に記入してもらった個人情報を利用して女子児童の名前などを知り、犯行に及んだということで、群馬県警は個人情報の取り扱いについて一層の管理徹底をするとしています。
また、群馬県警の田中首席監察官は、「県民の期待と信頼の回復に全力で取り組む所存です」とコメントしています。(11日19:00)
【モスクワ真野森作】ロシアメディアによると、ウクライナ南部クリミア半島を訪問中の鳩山由紀夫元首相は11日、「民主的な住民投票を通じて、どう領土問題が解決されたか納得できた」と述べ、昨年3月のロシアによる一方的なクリミア編入を肯定的に捉える考えを示した。日本や欧米諸国が編入を国際法違反と批判する中、波紋を広げそうだ。
クリミア南部ヤルタの地元首長との面会時に語った。「世界史に残る出来事になる」「住民投票がウクライナの法令にも合致していたことが分かった」などとロシア政府の見解に沿った感想も披露したという。
現地の記者団には、「市民が幸せに暮らしている様子を見ることができた。軍事的影響を受けずに住民投票が実施されたのは明確だ。西側メディアは偏っている」と述べた。今回の訪問を日本政府に批判されたことについては、「批判があるのは我々の仕事が重要だからだ」と主張。「日本社会に編入の真実を伝える」と述べた。
クリミア編入について、ロシアは昨年3月に親ロシア派主導で実施した住民投票で「賛成が9割」だったことを根拠に正当化してきた。だが、プーチン露大統領は今月9日放映のインタビューで、昨年2月にウクライナの親露政権が崩壊した直後に編入を決断したと明らかにしていた。