社会そのほか速
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東京電力は11日、福島第1原発で採取した地下水からストロンチウム90などのベータ線を出す放射性物質が1リットル当たり1万1000ベクレル検出されたと発表した。濃度は前回9日採取時と比べて約30倍に上昇した。
地下水の採取場所近くでは、放射性物質に汚染された雨水約747トンがタンクのせきから流出したことが10日に判明。東電は汚染雨水によって地下水の放射性物質濃度が上昇した可能性もあるとみている。
東電によると、地下水の採取場所近くにはタンク群があり、周囲をせきで二重に囲んでいる。せきには放射性物質が付着しており、降った雨も汚染される。10日に外側のせきから汚染された雨水が流出していることが確認され、ベータ線を出す放射性物質の濃度は最大で同8300ベクレルに上った。
11日は発達した低気圧の影響で北海道や東北を中心に暴風や雪による被害が相次ぎました。この発達した低気圧はオホーツク海へ進む見込みで、12日の朝にかけて暴風や猛ふぶきに警戒が必要です。
11日22時の衛星画像
11日は北海道付近で発達した動きの遅い低気圧の影響で、北海道と東北を中心に雪を伴って非常に強い風が吹きました。最大瞬間風速は、未明に秋田で31.6メートル、昼過ぎに青森県八戸で34.9メートルを観測。空の便や鉄道など交通機関が大きくみだれ、車の立ち往生も発生しました。岩手県雫石では午後7時までの24時間に50センチの雪が降りました。
12日は発達した低気圧がオホーツク海へ進みます。朝までは北日本を中心に等圧線の間隔が狭い状態で、北海道や東北、北陸では沿岸部を中心に雪を伴い何かにつかまっていないと立っていられないくらいの非常に強い風の吹くおそれがあります。危険を感じたら車の運転や外出は無理のないようにしましょう。
12日午前9時の予想天気図
12日の朝にかけて予想される最大瞬間風速は次の通りです。
北海道地方 陸上、海上ともに35メートル
東北地方 陸上30メートル、海上35メートル
北陸地方 陸上30メートル、海上35メートル
また、北海道の日本海側から東北の日本海側、北陸地方にかけては大雪となる所があります。
12日18時までの24時間に予想される雪が降る量はいずれも多い所で
東北地方 70センチ
北陸地方 60センチ
北海道地方 50センチの
見込みです。
まだ積雪の増える所がありますので、雪の降り方に警戒をしてください。
12日の天気マークと気温
12日は太平洋側は広い範囲で晴れますが、日中の最高気温は平年より3度前後低い所が多くなります。日差しはたっぷりでも、風が冷たく感じられるでしょう。風を通しにくい服装で、暖かくしてお出かけください。
他人の健康保険証を使って診療所で不正に診察を受けたなどとして、中国人の女2人が警視庁に逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、中国人で日本語学校教員の駱キン芸容疑者(24)で、去年3月、東京・豊島区の診療所で、共に逮捕された専門学校生の尹玉イ容疑者(23)の健康保険証を使って、あわせて8000円相当にあたる診察を受けたり薬を受け取ったりした疑いがもたれています。駱容疑者は自らの保険証を紛失していて、取り調べに対し「病院に行きたいので、保険証を貸して欲しいとお願いした」と容疑を認めているということです。
駱容疑者の所持品からは他人の保険証がほかにも3枚見つかったということで、警視庁は駱容疑者が同様の犯行を繰り返していた可能性があるとみて調べを進めています。(11日19:01)
元交際相手の女性の裸の写真などをツイッターに掲載し、不特定多数に閲覧させたとして、神奈川県警人身安全事態対処室は11日、鳥取県境港市外江町、無職、東(ひがし)賢一容疑者(39)を私事性的画像記録提供(リベンジポルノ)被害防止法違反の疑いで再逮捕した。県警によると、昨年11月に成立した同法で、インターネットを通じて写真を拡散させる行為について適用したのは全国初。
逮捕容疑は1月2日ごろ、神奈川県内に住む元交際相手の女性(20)の、裸の画像など計10枚をツイッターに投稿、掲載したとしている。容疑を認めているという。【水戸健一】
特定企業の株価をつり上げるため、インターネットの株式サイトに根拠のない書き込みをしたとして、証券取引等監視委員会は11日、金融商品取引法違反(風説の流布)の疑いで、サイトを運営する「般若の会」の関係先を強制調査した。会の代表は、バブル期に多額の資金を使って株式相場を動かした仕手集団の元代表の70代男性という。
関係者によると、般若の会は2011年ごろ、サイトに当時大証1部に上場していた化学メーカーの株価が上昇するかのような根拠のない書き込みをした疑いが持たれている。監視委は、この会社の株価が書き込みがあった翌日から高騰したのを確認しており、同会が株価をつり上げ売り抜けるなどして不正な利益を得た疑いもあるとみて押収資料の分析を進める。【牧野宏美】