社会そのほか速
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東京電力の広瀬直己社長は11日、福島第一原子力発電所の免震重要棟で社員に向けて訓示した。
地震が発生した午後2時46分に黙とうした後、「安全はすべてに優先する。我々は加害者だが、被災者の方に寄り添い、同じ方向を向いて仕事をすることが極めて大事だ」と語った。
広瀬社長は訓示の後、記者団に対して「東電として地元に仕事を作って貢献したい。国や自治体と協力して復興に取り組む」と述べ、政府が夏までに策定を目指す復興支援の新たな枠組みに協力する考えを示した。
一方、福島復興本社の石崎芳行代表は「復興のつち音の背後に、避難された方の苦しい人生の選択があることを心に留めて仕事をしてほしい」と話した。
日本列島は11日も低気圧の発達や強い冬型の気圧配置の影響が続き、北日本(北海道、東北)や各地の日本海側を中心に強風や大雪など大荒れの天候となった。気象庁は、12日も北日本や北陸で雪を伴う強風や海上の大しけが続くとして、猛吹雪による交通への影響や高波などに警戒を呼び掛けた。
気象庁によると、11日は発達した低気圧が北海道の西の海上で停滞。12日にかけてオホーツク海へ進み、日本付近は強い冬型の気圧配置が続く見通し。
11日の瞬間風速は山形県酒田市で35・0メートル、青森県八戸市で34・9メートル、北海道の襟裳岬で32・7メートルなど。
岩手県大槌町に住む女子高校生。4年間、自分の生まれ故郷を撮り続けました。レンズ越しの町の風景はどう変わったのでしょうか。
釜石望鈴さん(17)、高校3年生。4年前から、生まれ育った町を撮り続けています。町の中心部のほとんどが津波に襲われた岩手県大槌町。商店街も学校も、津波は見慣れた景色全てを変えました。4年という時間で、町はどう変わったのでしょうか。高校を卒業すれば、来月には町を離れます。その前に、今の町の姿を写真に収めています。
「毎日少しずつ盛り土の高さが高くなってたり」(釜石望鈴さん)
2年前に膳場キャスターと一緒に歩いた道。土地をかさ上げする盛り土工事のため、今は入れません。少しずつ復興は進んでいるように見えます。
さらにもう1つ、望鈴さんが撮っているもの、それは町の人たちの写真です。壊滅的な被害を受けた町のために、自分にできることは何か、考えました。
「大槌にいる『100人の笑顔』を撮るっていうマイプロジェクト」(釜石望鈴さん)
元々好きだった写真で、大好きな町の人たち100人の笑顔を。
「写真を誰かが見ると、もしかしたら笑顔になって、そのままずっと笑顔が広がっていく」(釜石望鈴さん)
町の人の笑顔は、フォトブックに。東京では写真展も開かれ、笑顔は全国に広がりました。
4年という月日。ここ1年ほどで工事は本格化し、町は確かに姿を変えつつあります。しかし、人口流出は止まりません。震災前からの人口減少率は2割を超え、今も3600人以上が仮設暮らしのままです。仮設を出た後に暮らす復興住宅。完成したのは16%ほどで、最大2年の遅れが見込まれています。
2年前に撮影した町の人たちは、今どうしているのでしょうか。
焼き鳥店を営む小川勝子さん(74)。津波で亡くなった妹がやっていた店を再開させました。
「私より元気かもしれない」 (釜石望鈴さん)
店は仮設のまま、もう4年。しかし、先の目途は見えません。
「お客さんの話では、復興までにまだ10年、20年かかるって。全然分かりません。先のことなんか。計画立てる状態じゃない。次の店に移るまでは、何としても頑張ろうと思ってるんだけど」(焼き鳥七福食堂 小川勝子さん)
4年という長さは町の人をどう変えたのでしょうか。望鈴さんが気になるのは、仮設住宅に暮らすおばあちゃんたちです。倉澤トメさん(94)。2年前の写真には、仲良しの岩崎キヨシさんと写っています。…
11日の国内の有感地震(震度1以上)は1回。最大震度は1。海外の地震(M6.0以上)はなし。
国内の有感地震の一覧(11日)
【最大震度1】
午後10時25分ごろ発生 M3.0
震源 京都府南部
震源の深さ 約10キロ
京都府京丹波町などで震度1
北海道警函館中央署は11日、偽の診断書を勤務先の学校に提出して3年間休職し、この間の給与約720万円をだまし取ったとして、偽造有印私文書行使と詐欺の疑いで、北海道北斗市立久根別小学校元教諭で無職吉田充容疑者(51)=函館市柏木町=を逮捕した。容疑を否認しているという。
逮捕容疑は、当時勤務していた同小の校長に「悪性腫瘍で長期療養が必要」との内容の偽の診断書などを提出し、2010年9月~13年9月の3年間の給与計約720万円をだまし取った疑い。