社会そのほか速
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大阪市を廃止し特別区に分割する「大阪都構想」や橋下徹市長の政治手法に反対する首長や議員などが賛同して発足した団体「民意の声」が10日、市内で決起集会を開いた。
4月の統一地方選や5月17日に実施される見通しの都構想の住民投票を前に、大規模な集会やデモを計画。今月28日には市内で5万人の参加者を想定した街宣行動を実施する。
集会で浅野秀弥代表は、橋下氏が代表を務める大阪維新の会が大阪の停滞を招いているとの考えから「維新をつぶす」などと発言し、対決姿勢をあらわにした。
集会には都構想に反対する自民党、民主党系、共産党の市議団幹事長も参加。
高齢者による「逆走」などの交通事故が相次ぐ中、認知症の疑いを早期に発見することを目的とした道路交通法の改正案が、閣議決定されました。
これまで、75歳以上の高齢ドライバーの「認知機能検査」は3年に1回の免許更新の際に受けることになっていました。
10日、政府は新たに高齢ドライバーが「逆走」などの交通違反行為をした場合、免許更新を待たずただちに臨時の「認知機能検査」を行うことを義務付ける道交法の改正案を閣議決定し、国会に提出しました。
改正案では、検査を受けた高齢のドライバーが「認知症の疑いが強い」と判定された場合、その後の専門医の診断などを義務付けています。正式に認知症と診断された場合、免許取り消しや免許停止となるということです。(10日11:52)
体調不良を理由に入院していた中川郁子農林水産政務官が、国会の委員会に出席し、公務に復帰しました。
中川政務官は10日午後、衆議院農林水産委員会に出席し、週刊誌に報じられた自民党議員との不適切な関係について陳謝しました。
「大変軽率な行動がありました。このことにより、皆さま方に大変ご迷惑をおかけしていると思っている。心から深くおわび申し上げます。政務官として職務に全力で取り組んでいきたい」(中川郁子農水政務官)
中川政務官は、同僚議員との不適切な関係を週刊誌に掲載された先週木曜日に、体調不良を理由に入院していました。(10日13:36)
国立大学の前期日程試験の合格発表が3月6日より順次行われており、東京大学と京都大学は3月10日に実施。東京大学に3,008人、京都大学に2,907人が合格した。どちらの大学も合格者の受験番号をホームページに掲載している。
前期日程試験は、東京大学が2月25日と26日、京都大学が2月25日と26日、27日(医学部医学科の面接のみ)に実施した。
東京大学の各科類の合格者数は、文科一類401名、文科二類353名、文科三類479名、理科一類1,128名、理科二類547名、理科三類100名の合計3,008名であった。合格者の最高点と最低点、平均点が科類ごとに掲載されている。なお、合格者の発表は、3月10日正午より3月18日正午までホームページに掲載する。
京都大学の合格者数は、総合人間学部(文系)67名、総合人間学部(理系)57名、文学部223名、教育学部(文系)52名、教育学部(理系)10名、法学部331名、経済学部(一般)190名、経済学部(論文)25名、経済学部(理系)25名、理学部319名、医学部医学科111名、医学部人間健康科学科看護学専攻74名、医学部人間健康科学科検査技術科学専攻40名、医学部人間健康科学科理学療法学専攻19名、医学部人間健康科学科作業療法学専攻20名、薬学部薬科学科53名、薬学部薬学科31名、工学部947名、農学部313名の合計2,907名であった。
東京大学の後期日程試験は3月13日、合格発表は3月23日に実施する。京都大学は後期日程試験を実施しない。
山崎清剛さん(68)が1人で暮らす岩手県大槌町の仮設住宅の部屋には、たくさんの写真が飾られている。「きれいでしょ」。津波で行方不明になったままの妻治子さん=当時(64)=の写真をじっと見詰め、ほほ笑む。
大槌中学の同級生だった。愛らしい笑顔に真面目な性格。陸上も得意で人気者の治子さんに「一目ぼれだった」と山崎さんは照れ笑いする。親から家業の漁師を継ぐよう言われたが、「この人しかいない」と24歳で婿入りした。治子さんはいつも明るく、3人の子どもの習い事や大学受験などを優先し、自分の身なりは質素だった。
2011年3月11日、治子さんは自宅の玄関先で実母と一緒に津波にのみ込まれた。「おかげで助かった」。1人の女性が涙ながらに教えてくれたのは、アパートの大家でもあった治子さんが地震直後、入居者に避難を呼び掛けていた姿だった。
がれきの中や遺体安置所を捜し回ったが、焼けた遺体をあちこちで目の当たりにし、「もう無理だ」と断念。DNA型鑑定や、県警公表の身元不明者の似顔絵にも手掛かりはないまま月日が過ぎ、「ひとりぼっちになった」と寂しさが募った。
そんな中、親しくしていた友人が、治子さんから受け取った手紙やクリスマスカードなどを送り返してくれた。「小柄なのに大きな字を書くんだった」。特徴を思い出し、顔や姿が目に浮かんだ。米国に住む義妹からは写真やビデオが届き、映像には物まねで家族の笑いを誘う治子さんが写っていた。「形見と呼べるものが何一つ無かった」山崎さんは、治子さんと二人でいると感じられる瞬間がうれしいと言う。
仮設住宅では台所に立つ。料理上手だった治子さんの味付けは「舌が覚えている。これも形見だね」。11日は治子さんの誕生日。仏壇には毎朝「おはよう」と声を掛けるが、お骨がない違和感は残る。もっと捜せばよかったと後悔もある。「どんな形でもいい。待っている」。