社会そのほか速
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東日本大震災から4年目を迎える岩手県釜石市の仮設住宅団地=9日午後
東北地方を中心に未曽有の被害をもたらした東日本大震災から、11日で4年を迎える。被災地は、地震や津波で肉親らを失った人々の鎮魂の祈りに包まれ、発生時刻の午後2時46分に合わせ、黙とうがささげられる。
1万8000人以上の死者・行方不明者を出し、今なお20万人以上が避難生活を余儀なくされる。東京電力福島第1原発事故の収束作業や住民帰還にも、めどは立っていない。
東京都内では11日午後、天皇、皇后両陛下を迎えて政府主催の追悼式が営まれ、安倍晋三首相ら三権の長、遺族らが参列する。
東日本大震災で被災した岩手県大槌町の旧役場庁舎。震災遺構として保存が検討されているため、正面玄関など一部が残されている=9日午後
被害が大きかった岩手、宮城、福島各県では自治体主催の追悼式典をそれぞれ開催するほか、各地でろうそくをともして犠牲者をしのぶキャンドルナイトなどの関連行事が予定されている。
発生から20年を迎えた阪神大震災の被災地、神戸市でも、東日本大震災の「語り部」として活動する被災者を招いた集いを開く。
2人が死亡、4人が重軽傷を負う火災が起きたビル=9日午前、名古屋市緑区篭山
8日午後10時50分ごろ、名古屋市緑区篭山の3階建てビルから火が出ていると、近くの住民が119番した。愛知県警などによると、ビルは共同住宅として使われ、高齢者ら23人が居住。約2時間後に消し止められ、2階から男性2人が遺体で見つかった。いずれも60代の住人の可能性があるという。他に70代前後の男性4人が重軽傷を負った。
県警緑署と消防によると、ビルは鉄筋コンクリート造り。1階に食堂や浴室、2、3階に20数部屋の居室があり、2階が激しく燃えていた。住人は60、70代が中心で17人は無事が確認された。以前は建設会社の寮として使われていたという。
結婚式でウエディングキスをする新郎新婦
津市の三重県総合博物館(MieMu)でこのほど、企画展「ふたりのウエディング事情」の一環として結婚式が行われた。特技が結婚式の司会という鈴木英敬知事が26回目の司会を務め、多くの参加者が新郎新婦の門出を祝っていた。
式を挙げたのは、同県御浜町在住の植村光教さん(31)と湊智子さん(30)。応募した15組の中から書類選考と面接を経て選ばれた。式では、両家から持参した水を一つの水がめに入れて、新郎新婦が飲む儀式「水合わせの儀」のほか、県の風習である「菓子まき」も行われた。
挙式後、記念撮影をする鈴木知事(右)と新郎新婦=いずれも1日午後、津市
挙式後、新婦の智子さんが「なかなか結婚に踏み切れず、『いいきっかけになれば』と思い応募した。リラックスして式を挙げることができた」と笑顔を見せると、鈴木知事も「明るいお二人なので、さまざまなことにチャレンジする結婚生活を送ってほしい」とエールを送った。
伊平屋村の中学生が開発したご当地アイス
沖縄県最北端の有人離島である伊平屋村の中学生が、村特産の黒糖とコメを使用したアイスクリーム「伊平屋を愛し、アイスを愛す」を開発した。黒糖キャラメルの甘い香りと、お米のもっちりした食感が特徴。4月から県内のスーパーや道の駅などで、1個250円で販売する。
村の「起業家人材育成事業」の一環で、村在住の中学1年生21人が、県立芸大やコープおきなわの協力を得て開発。素材調査から商品企画、価格設定やパッケージのデザインまで一連の作業を手がけた。
島には高校がなく、生徒たちは卒業後、進学などのため親元を離れる。村の東恩納吉一教育長は「小さな島なので、子どもたちは都会に出ると自分の良さを発揮できなくなってしまう。地域社会とタイアップしながら、自己表現できる人材を育てたい」と事業の狙いを説明した。
開発したアイスについて会見する同村の中学生ら=いずれも2月27日午後、沖縄県庁
開発に携わった伊平屋中1年の伊佐川桂さんは、「商品作りを通して、妥協しないこと、熱意を持って相手に伝えることの大切さを学んだ」と語った。生徒らは「家族や地域の方々はもちろん、伊平屋のことを知らない人にも食べてもらい、島のことを知ってほしい」と話している。
上村遼太君の殺害事件をきっかけに、親と子の関わり方について改めて見つめ直す動きが広がっています。子どもは親に悩みを相談しているのか。親は子どもの友人関係を把握しているのか。NEWS23では今回、「子ども」と「親」それぞれ100人にアンケートを実施しました。そこから見えてきたのは親と子の間にある大きな溝でした。ビデオでご覧ください。(09日23:15)