社会そのほか速
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東京の国立病院でレントゲン検査を受けた患者が死亡した問題で、東京地検は、注意書きなどを確認せずに誤った種類の造影剤を注射したことが原因だとして、医師の女を業務上過失致死の罪で在宅起訴しました。
在宅起訴されたのは、東京・新宿区の国立国際医療研究センター病院に勤務していた医師の飯高世子被告(30)です。起訴状などによりますと、飯高被告は去年4月、女性患者(当時78)のレントゲン検査を行った際、脊髄への使用が禁止されている種類の造影剤を注射し、死亡させた業務上過失致死の罪に問われています。
東京地検によりますと、造影剤には「脊髄には使用禁止」などと箱に注意書きがありましたが、飯高被告は見逃していて、副作用などの確認も行っていなかったということです。患者の死亡後、病院側は原因の調査を行い、「造影剤の使用にミスがあった」として遺族に謝罪していました。(09日20:46)
速度違反を取り締まる警察のレーダー装置に妨害電波を発する機器を販売したとして、京都府警は千葉県銚子市長塚町、会社員、竹内正徳容疑者(51)を電波法違反(無線局不法開設)ほう助容疑で逮捕し、9日に送検した。購入して車に設置していた2人も同法違反容疑で書類送検した。
竹内容疑者の送検容疑は、妨害電波を発する機器を製造し競売サイトに出品。落札した2人が使用することを助けたとされる。「買った人がどんな使い方をしているか分からなかった」と容疑を否認している。【岡崎英遠】
社民党の村山富市元首相は9日夜、戦後70年の安倍晋三首相談話について「植民地支配や侵略という歴史的事実を率直に認め、反省と過ちを繰り返さない決意を表明するのは当然だ。それをあいまいにすると、後は何を言っても信頼されない」と指摘した。東京都内で記者団に語った。
村山氏は戦後50年の村山談話について「韓国や中国、米国も含め世界が評価している」と指摘。21世紀へ日本の新たな見解を示すことは賛同しつつ、「村山談話のキーワードを薄めれば誤解を招き、不信を買い、日本が孤立する。言葉(表現)は変わってもいいが、認識は間違えない方がいい」と安倍首相をけん制した。【青木純】
9日夕、那覇空港で国内線搭乗の保安検査を済ませた乗客全員の検査をやり直すトラブルがあり、数時間にわたって国内線の出発を一時見合わせた。航空各社によると、全日空の石垣、鹿児島行きなど計5便が欠航したほか、全日空や日本航空の羽田、福岡行きなどに遅れが相次いだ。
国土交通省那覇空港事務所によると、到着便の複数の女性客が空港1階の手荷物受取所に向かった後、再び2階の発着ロビーに引き返したのを確認。安全のため、保安検査が済んでいた客を出発口の外に出して、検査をやり直した。
上村遼太さんが殺害された事件を受けて文部科学省は9日、学校と警察の連携状況について全国の小中高校を調査することを決めた。今回の事件では、事件前に学校から警察に上村さんの不登校は報告されたが、事件に巻き込まれる可能性までは把握し切れず、緊急対応の対象外だったことが問題視されている。同省は調査を踏まえ学校と警察の連携のあり方の見直しなど再発防止策を検討する。
調査する項目は、学校と警察で構成する「学校警察連絡協議会」の設置状況や情報共有の実態など。同協議会は地域ごとに学校や警察などで構成する任意組織で、犯罪防止に向け定期的に情報交換や地域内の巡回をしている。警察庁の調べでは、全国の小中高校の97%が加入している。川崎市教育委員会によると、同市内の全小中・高校が加入しているが、犯罪性が明らかではない場合には個人情報保護のため実名での情報共有が難しいなど、運営面の課題が指摘されている。【三木陽介】