社会そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
自分が買春した相手の女子中学生(14)の住所などの個人情報を知るために、虚偽の捜査照会をしたとして、警視庁は9日、公務員職権乱用と虚偽有印公文書作成・同行使の容疑で、元同庁大森署警部補の徳重雄二容疑者(44)=懲戒免職、児童買春・ポルノ禁止法違反罪で起訴=を再逮捕した。徳重容疑者は「自分が関係を持った少女の年齢や居住地などを確認したかった」などと供述し、容疑を認めている。
逮捕容疑は児童買春した相手の女子中学生の個人情報を入手するために、2014年5月1日、不法就労事件の捜査を装い、虚偽の捜査関係事項照会書4通を作成し、電話会社に女子中学生の電話番号を照会。女子中学生の住所、新しい電話番号などを大森署に回答させた疑い。
徳重容疑者は入手した番号で、この女子中学生に数回電話していたという。
東日本大震災から4年。ハコモノやインフラ整備など表面上の復興は一見進んでいるようにみえるが、いまだ約23万人もの人々が避難生活を続けている。災害公営住宅にしても着工したのは計画の半数ほどで、住宅地の高台移転も宅地造成の完了は3割程度だといわれている。このように被災者の視点、目線での復興は遅々として進んでいないのが現状だ。
そんななか、今後の復興予算の行方に注目が集まっている。3月に入り竹下亘復興相が復興予算の「全額国費負担の見直し」を示唆したからだ。国が集中復興期間としているのは震災から5年間の今年2015年度まで。しかし、多くの人々が避難生活を送っていることからも分かるように、復興予算は人々の仕事や生活への現状復帰、住宅支援には十分に活用されていない。そんな状況の中での竹下復興相発言は「自治体の過大な負担」と受け止められ、被災地に大きな衝撃を与えている。
実際、これまでも復興予算はまともに活用されていたとは決していえないものだった。その典型が復興予算の流用問題だ。
この問題を「週刊ポスト」(小学館)誌上でスクープしたジャーナリスト・福場ひとみによる『国家のシロアリ』(同社刊)は、復興予算がどう流用されたかを追ったルポルタージュだ。そこから浮かび上がってくるのは25兆円という莫大な復興予算を巡る省庁、官僚たちの予算ぶん捕り合戦と、被災者を無視したあまりに杜撰でいい加減な予算流用の実態である。
・国会議事堂のステンドグラス代 1億2000万円
・霞ヶ関合同庁舎4号館改修費 12億円
・シーシェパード対策費 23億円
・金融庁職員の基本給 5205万円
・沖縄県の道路整備 22億円
・国際交流基金の芸術家の海外派遣など 1億2000万円
本来、被災地の復興という目的のはずの復興予算が、全く別の目的に、そして被災地とは何ら関係のない地域にその大半が充てられていた。しかもなかには天下り法人にまで。
なぜこんなことが起こっているのか。著者は政治家、担当省庁への取材を開始する。そこで浮かび上がってきたのが日本の予算を支配する官僚たちの権力構造と、癒着、そして共犯関係にある政治家の存在だった。
長きに渡り国の各省と財務省の”あうんの呼吸”で決まっていたという日本の予算。しかし震災前、政府の財政緊縮方針で査定が厳しくなり、要求が受け入れられない状況になっていた。そこに降って湧いてきたのが復興予算だ。…
ドイツのアンゲル・メルケル首相(60歳)が9日午前、2日間の公式実務訪問のため7年ぶりの来日を果たした。到着後、東京・江東区にある日本科学未来館を視察した後は都内で講演し、午後には安倍晋三首相と首脳会談に臨む前に天皇陛下を訪問するなど精力的に日程をこなしている。
今年6月にドイツで開かれる主要7カ国首脳会議(G7サミット)の議長国を務めるメルケル首相は、今回の来日で来年議長国を務める日本との連携強化を図るほか、ウクライナ情勢やテロ対策などを安倍首相と協議する予定。
9日午前に羽田空港に降り立ったメルケル首相はその足で日本科学未来館を訪問。毛利衛館長と二本足歩行のロボット「アシモ」から歓迎を受けた。
大のサッカー好きでも知られるメルケル首相は、アシモがサッカーボールを蹴ったり、ジャンプする様子を微笑みながら見学。
その後は日独ベルリンセンターなどが共催する来日記念講演会で、過激派組織「イスラム国(ISIL)」による日本人人質事件やフランスで起こった連続テロ事件について触れ、ドイツと日本が連携していく考えを示した。
午後には安倍首相との会談前に皇居を訪問し、天皇陛下と会見を行った。
前線を伴う低気圧が四国沖をほぼ東へ進み、9日は西・東日本の大半の地域で雨が降った。この低気圧が急速に発達しながら本州南岸から三陸沖を北上する影響で、気象庁は10日はほぼ全国的に、沿岸部を中心に暴風や高波に警戒するよう呼び掛けた。
低気圧は11日は北海道付近で動きが遅くなり、冬型の気圧配置が強まる。10〜11日は北海道と東北、北陸などで雪が降り、吹雪になる所がある見込み。北海道は10日午後6時までの24時間降雪量が多い所で70センチと予想され、大雪に警戒が必要。
10万人以上が犠牲となった東京大空襲から70年となる3月10日を前に、犠牲者を追悼する集いが開かれました。
この集いは、東京大空襲で両親ら家族6人を失ったエッセイストの海老名香葉子さんらが、東京の下町一帯が火の海となった空襲の記憶を次の世代に語り継ぐため、毎年行っているものです。
東京・上野公園の近くに建立された慰霊碑の前では、この空襲の犠牲者を追悼する法要が行われました。
70年前に大空襲が行われた3月10日は、墨田区の東京都慰霊堂で法要式典が行われます。(09日13:51)