社会そのほか速
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自宅で同居する10代の孫が出産した赤ん坊を殺害したとして、福井県警は5日、殺人容疑で県内在住の70代の祖母を逮捕した。
県警によると、孫が3月31日昼ごろ、自宅のトイレで女の赤ん坊を出産。産後の処置のため、祖母と孫が病院を訪れたが、病院側が不審に思い県警に通報した。
司法解剖の結果、外傷はなかったが、窒息死だった。孫は妊娠していたことに気付いていなかったという。県警は祖母が赤ん坊を殺害した詳しい状況や動機を調べている。
逮捕容疑は3月31日午後1時ごろ、ひ孫に当たる赤ん坊を殺害した疑い。
身寄りのない認知症のお年寄りらの財産や生活を守るため、市区町村長(首長)がやむなく家庭裁判所に「成年後見」を申し立てた件数がこの5年で2・3倍に急増したことが朝日新聞の調べで分かった。認知症高齢者の孤立化が進んでいる実情が浮き彫りになった。
認知症などで判断力が不十分になった人に代わり、親族や弁護士らが財産管理などを担う「成年後見制度」の申し立て状況について、朝日新聞が全国50の家裁に聞いた。2014年に家裁の判断が出た総数は計3万4205件で、前年からほぼ横ばいだった。
このうち、市区町村長による「首長申し立て」の件数は前年より11%多い5596件だった。09年は2471件だったが、年々増え、全体に占める首長申し立ての割合は09年の9%から16%に上がった。都道府県別では東京(894件)や大阪(525件)が多く、首長申し立ての比率は山形(34%)、徳島(30%)、山梨(30%)の順に多かった。
大阪府警捜査1課は5日、路上で女性に唾を掛けたとして暴行の疑いで、府内に住む男子大学生(19)を逮捕した。
大阪府泉佐野市と熊取町では昨年10月以降、若い女性が自転車に乗った男から唾を掛けられる事件が他に10件発生。捜査1課によると、学生は「女性が嫌がるのを見て興奮した。他にも数件やった」と供述し、他の数件でも唾液のDNA型が一致したため、関連を調べる。
逮捕容疑は3月17日午後9時35分ごろ、熊取町の路上で、帰宅途中の10代の女性を自転車で追い抜きざまに唾液を掛けた疑い。防犯カメラなどから学生を特定した。
電車がブレーキをかけた時に、車輪の回ろうとする力を利用して発電し、駅の照明や空調などに使う「駅補助電源装置」の導入が進みつつある。東京メトロ(台東区)は昨年6月、国内で初めて東西線妙典駅に装置を設置し、3月下旬から東陽町駅など7駅にも導入した。計8駅で年間約175万キロワット時の省エネ効果を見込んでいる。【戸上文恵】
車輪を回すモーターは、減速する時は逆に自転車のダイナモ(発電機)のように車輪の回転によって回され、発電できる。その電気を架線に戻し、近くを走る電車に供給する省エネ技術が開発され、東京メトロ(当時の営団地下鉄)は1971年、千代田線の車両に導入した。
駅補助電源装置はこの技術を応用し、発生した直流電力を他の電車だけでなく、駅でも使える交流電力に変換する。装置1基の導入で1日約600キロワット時の電力を駅の電源として使える。これは一般家庭約60軒分の消費電力に相当するという。装置は高さと幅が各約2メートル、奥行き約1メートル。妙典駅ではホーム近くの線路脇に置かれ、電車がブレーキをかけるたびに生じる電気を、駅のエスカレーターやエレベーターを動かすモーターに供給しているという。
同社によると、地下鉄は地上に比べて多くの照明などが必要で、消費電力も多くなることから、省エネルギー化に長年取り組んできたという。同社電力課は「ブレーキの際に発生する電気はこれまで、別の電車が近くを走っていなければ使えなかった。それでは『もったいない』ということで、駅に供給する装置の導入を決めた」と話している。
民主党の枝野幸男幹事長は5日、菅義偉官房長官が沖縄県の翁長雄志知事と初めて会談したことに関し「これまで会わなかったことが大変異常だ。会ったことは半歩前進まで行かない。3分の1歩、4分の1歩だ」との見方を示した。
同時に「沖縄の皆さんや知事が何をどう考えているのか真摯に聞かなければ、事態は複雑化する一方だ」と指摘。政府が沖縄県側と対話を重ねるべきだと強調した。名古屋市で記者団の質問に答えた。