社会そのほか速
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深刻な大気汚染に見舞われている中国では、春節(旧正月)時期の風物詩になっている爆竹の使用を制限する動きがある。中国版ツイッター
・微博(ウェイボー)では最近、爆竹を制限すべき理由が大気汚染だけではないと疑わざるを得ないある出来事が話題となり、中国ネットユーザー
の怒りが爆発している。
微博で111万人のフォロワーを持つ、カメラマンの中国ネットユーザーは2月26日、春節時期と思われる中国国内で、火のついた爆竹を犬に
くわえさせている様子が撮影された画像を複数枚に渡って掲載した。画像には、爆竹の燃えカスや煙のなかで走り回る犬のほかに、火のついた
爆竹をくわえて大けがをした犬、そして周囲で一眼レフカメラを持って撮影している人2人が写っている。ケガをした犬の画像は、とても見るに
耐えられるものではない。
このユーザーは画像とともに「人でなし! 爆竹を犬の口に入れている。そして、腹だたしいことにカメラマン数人が楽しそうに撮影している。
なんで止める人がいないんだ?」とのコメントを付した。
このツイートに対して、7400件を超える転載とともに、5300件以上のコメントが寄せられた。当然ながら、コメントはほぼすべてがこのような
行為をした人に対する痛烈な罵声で、「人でなし」、「こいつを探し出せ」、「国は法律を作ってこういったやつらを罰する気があるのか」といった
声が殺到した。また、「思いやりのないカメラマンにも懲罰を加えるべきだ」など、カメラを構え続けた人物に対する批判も数多く浴びせかけられた。
また、批判の声は中国国内の社会モラルにも飛び火。「この数年、中国人のモラルはどうしてしまったのだ。こんなんでどの面を下げて小日本を
罵りに行くのだ」、「道徳が失われたことによる必然」、「これこそ中国人の弱者に対する態度。強い権力にはひれ伏すくせに、絶対的な忠誠を
示す動物にだけは躊躇もなく自分の強さを見せつける。これこそ日米、香港、さらにはタイから見下される原因なのだ」、「根本から何とかしな
ければ、永遠に解決できない。外国人が中国人をどのように言ってるかを見れば分かるだろ」といった意見が続々と出た。
このほか、「爆竹を禁止する時が来た! そして拳銃を解禁せよ」とするユーザーもいた。これは、中国人、日本人云々を論じる以前に人として
非難されるべき行為だ。当然このような行為をする者は中国の中でもごくわずかであることは言うまでもない。ただ、こういった話題が度々出て
くるようでは、善良な市民が必死にモラル改善に取り組んだとしても「中国人のモラルが高まった」というイメージを世界的に定着させるのは
難しいだろう。(編集担当:近間由保)
ソース:サーチナ 2015-03-02 12:11
http://news.searchina.net/id/1563446?page=1