東大阪市は13日、市役所本庁舎最上階(22階)の展望レストランの運営事業者に、精肉販売や飲食店運営などを手掛ける
「やまじん食肉」(本店・同市足代)を選んだと発表した。これまで展望レストランは「採算があわない」などの理由から2事業者が
相次いで撤退しており、昨年4月から空き店舗となっていた。
市は今年1月に事業者を募集。飲食関連の8事業者が名乗りをあげ、書類審査とプレゼンテーションでやまじん食肉に決定した。
やまじん食肉は現在、本店1階で精肉や総菜などを販売。2階で肉料理レストラン「肉匠甚」を運営している。
市の担当者は「今年4月をめどに新レストランの営業を始めてもらいたい」としている。
今回の事業者募集にあたり、市は事業者が支払うテナント料を、半額負担から1割負担の月額約3万6000円に引き下げたり、
改装に伴う厨房(ちゅうぼう)設備の修繕費を営業開始から1年間は市が負担したりするなど“破格の条件”を提示していた。
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