社会そのほか速
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川崎市川崎区の中学1年上村遼太君(13)が殺害された事件で、1日も雨が降りしきる中、遺体発見現場となった同区の多摩川河川敷には
多くの人が訪れた。上村君が事件前夜に呼び出されたり、以前に暴行を受けたりした発端となった通話アプリ「LINE」など携帯電話の
コミュニケーションツールについて、保護者世代から様々な意見が聞かれた。
中学1年の長男(12)と小学2年の長女(8)の子どもがいる川崎市多摩区の主婦(45)は、「携帯を持たせるのが怖い。今は子どもの
交友関係がわかっているが、携帯の世界だけでコミュニケーションを取るようになったら、どういった友達と付き合っているのかわからなくなる」と話す。
仲間内だけの会話になり、親も含めた外部からは交友関係を把握しにくくなると、不安視する声は多い。
3人の子どもを持つ横浜市都筑区の会社員女性(45)は「中学、高校となるとだんだんわからなくなると思う。この事件をきっかけに
LINEの内容などを見ようと思っている。大人が積極的に関わらないといけない時代になった」と考える。
LINEには、送ったメッセージが読まれると、「既読」と表示される機能がある。上村君はリーダー格とされる少年(18)に1月中旬、
LINEの返事が遅いなどの理由で暴行を受けたとみられている。
川崎区の会社員女性(41)は「大人でも返信が遅いと怒る人がいるのに、利用頻度の高い子どもならなおさらだろう」と推し量る。そのうえで、
「『相手が今は忙しくて返信できないのだろう』などと少し冷静になって考える習慣を身に付けないと、いつまでも同じようなことが起こると思う。
学校や家庭での教育が必要だ」と話した。
http://www.yomiuri.co.jp/local/kanagawa/news/20150301-OYTNT50275.html