従来の苗木植え続ける傾向…無花粉スギに補助金 (読売新聞) - Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150214-00050155-yom-bus_all
林野庁は2015年度から、国民の3割が悩んでいるとされる花粉症対策のための新しい補助金を出す。
森林所有者が、花粉の多いスギの人工林を伐採し、花粉のない品種や花粉が少ない品種の苗木に
植え替える場合、費用の一部を負担する。花粉の少ない森林への転換を促すことで、少しでも花粉症の
悩みを和らげたい考えだ。
品種開発が進み、無花粉や少花粉スギの品種は130種類を超えている。しかしこれらの苗木の供給量は、
13年度で201万本で、スギ苗木全体の1割程度にとどまっている。林業関係者は、順調に育った実績が
ある従来の苗木を植え続ける傾向があるという。
林野庁は啓発活動にも取り組み、17年度には全体の5割以上の1000万本に引き上げたい考えだ。