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2015年1月、ミクシィが『DeployGate』サービスの事業譲渡を決定――。
『モンスターストライク』で脅威的な成長を見せるミクシィから突然のスピンアウト劇。このニュースから『DeployGate』に関心を持った人も多いだろう。
『DeployGate』は配布やログ収集、アップデートをリアルタイムで実現する
そもそも『DeployGate』はミクシィ内の新規事業を育成・支援するイノベーションセンターから生まれた第1弾のサービスだ。スマホアプリを提供する開発者・企画者がデザイナー、テスターに対しテスト版アプリを配布し、フィードバックを高速化する、というもの。
クックパッドやカヤックやミクシィをはじめとする国内外、数多くの企業が『DeployGate』を採用し、アプリの実機デバッグやテストマーケティングを行っている。
『DeployGate』を開発したのは、新会社となった株式会社デプロイゲートのco-founder/CEOを務める藤崎友樹氏。2008年に新卒でミクシィに入社、mixiモバイルの開発、mixi全体の開発基盤を整えるたんぽぽグループ、Androidアプリ開発を経て、DeployGate事業の責任者としてキャリアを積んだ。
そして、2015年3月からエンジニア社長として新たな一歩を踏み出す。
藤崎氏は自身のエンジニア人生を「自分が作ったものに引っ張られて新規事業を任され、社長の道を歩むことになった」と振り返る。
“作ったもの”が一人歩きしてチャンスを連れてくる
ミクシィから独立した株式会社デプロイゲートCo-founder/CEOの藤崎友樹氏
2009年の「Google Developer Day」で、GoogleはAndroid端末を無料で配布した。その場に居合わせた藤崎氏は、すぐに手に入れた端末を使いAndroidアプリ開発に取り組み始めたという。
「Androidの電話帳機能を使ったプロトタイプを作ったんです。電話帳とマイミクシィ(マイミク)を同期させるクライアントアプリ。まだAndroidアプリで何ができるのかあまり認識されていない時代ですので、『電話帳乗っ取ったぞー!』って社内で見せびらかしていると、当時の副社長から『それ、ちょっとスクリーンショット欲しいんだけど』と声を掛けられました。すると、2週間後のイベントで発表されていました。それはもう、びっくりしましたね」
「mixi meetup 2010-Social Leaders Conference」で発表された『mixiフォン』がそれだ。…