社会そのほか速
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taraiok 曰く、
ロシアのRoscosmos(ロシア連邦宇宙局)は、月面有人探査のために計画していた超大型ロケットの開発の無期限延期を決定した。このロケットは、NASAが開発中の超大型ロケット「Space Launch System(SLS)」に対抗するものとして開発されてきたもので、80トンの軌道投入能力を持たせる計画だった。今回の計画延期は大幅な予算削減圧力がロシアの宇宙機関に直面した形だ(SEN、時事通信、Slashdot)。
代替案として既存のAngaraロケットのアップデートに注力する方針であるという。ロシアは2014年12月にAngara-5ロケットの打ち上げに成功している(sorae.jp)。ロシアのエンジニアは、Angaraロケットの既存の灯油からより強力な水素燃料に切り替えることにより、ペイロードを現在の25トンから35トンに高められる可能性があるとしている。