日本出版販売は3月2日、「全国書店員が選んだおすすめコミック2015」のスピンオフ企画として実施された「全国書店員が選んだおすすめBLコミック2015」の上位10作品を発表。合わせて取引書店約1000店舗で店頭フェアを開始した。
　
　　「全国書店員が選んだおすすめコミック2015」は2006年、書店員が面白いと思った作品を全国の読者に伝えることを目的に開始。2015年には10回目を迎えたこともあり、その記念として、ボーイズラブ（BL）に特化したスピンオフ企画「全国書店員が選んだおすすめBLコミック2015」を開催した。
　
　　400店舗、合計470名の書店員（アンケート実施期間は2014年10月18日～11月28日）による投票で1位に選ばれたのは、潔癖症の社長秘書・城谷とカウンセラーの黒瀬の恋模様を描いた『テンカウント』（宝井理人）。2位には、『年下彼氏の恋愛管理癖』（桜日梯子）、3位には、『クロネコ彼氏の愛し方』（左京亜也）が選ばれた。
　
　　店頭フェアでは、オリジナルポップを展開しているほか、一部入賞作には購入者特典としてフェアオリジナルペーパーを付属（対象作品はこちら）。中でも、『囀る鳥は羽ばたかない』（ヨネダコウ）のペーパーはフェア用に描き下ろしたものだという。フェアの期間は4月30日まで。[宮澤諒,eBook USER]