社会そのほか速
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医療費助成の対象とする指定難病の検討を行う厚生労働省の専門家委員会は13日、皮膚疾患と遺伝子・染色体異常の疾患について協議し、結節性硬化症など計43疾患を了承した。
4日に神経・筋疾患と重いてんかんの計41疾患が了承されており、3月までに新たに選定する約200疾患のうち約4割が固まった。
同省は検討対象として610疾患を提示している。次回会合は今月18日に開かれる。
◇
13日に了承された疾患の病名は以下の通り。
▽結節性硬化症
▽色素性乾皮症
▽先天性魚鱗癬
▽家族性良性慢性天疱瘡
▽類天疱瘡(後天性表皮水疱症を含む)
▽特発性後天性全身性無汗症
▽眼皮膚白皮症
▽肥厚性皮膚骨膜症
▽弾性線維性仮性黄色腫
▽マルファン症候群
▽エーラス・ダンロス症候群
▽メンケス病
▽オクシピタル・ホーン症候群
▽低ホスファターゼ症
▽VATER症候群
▽那須ハコラ病
▽ウィーバー症候群
▽コフィン・ローリー症候群
▽有馬症候群
▽モワット・ウイルソン症候群
▽ウィリアムズ症候群
▽ATR―X症候群
▽症候群性頭蓋縫合早期癒合症
▽コフィン・シリス症候群
▽ロスムンド・トムソン症候群
▽歌舞伎症候群
▽内臓錯位症候群
▽鰓耳腎症候群
▽ウェルナー症候群
▽コケイン症候群
▽プラダー・ウィリ症候群
▽ソトス症候群
▽ヌーナン症候群
▽ヤング・シンプソン症候群
▽1p36欠失症候群
▽4p―症候群
▽5p―症候群
▽第14番染色体父親性ダイソミー症候群
▽アンジェルマン症候群
▽スミス・マギニス症候群
▽22q11.2欠失症候群
▽エマヌエル症候群
▽脆弱X症候群関連疾患/脆弱X症候群
高校生の娘に「今、一番使っているスマートフォン(スマホ)のアプリは?」と定期的に聞いているが、この半年は「インスタグラム」が不動のトップだ。有名人のフォローも、ツイッターよりむしろインスタグラムが主流という。今、10代女子に最もリーチする交流サイト(SNS)として存在感を高めている。
むらやま・らむね 慶大法卒。東芝、ネットマーケティングベンチャーを経てマーケティング支援のスタイルビズ(さいたま市)を設立、代表に。
MAU(月間アクティブユーザー)は昨年12月に世界で3億アカウントを超え、ツイッターを上回ったもようだ。企業もSNSマーケティングの母体として重視し始めている。特に化粧品やアパレルの有力ブランドは顕著だ。海外のEC(電子商取引)では商品写真を注文サイトに掲載すると同時に、インスタグラムでも発信するのが当たり前になっている。
人気の秘密はセンスのある画像。ツイッターは文字コミュニケーションで読むという行動が伴うが、写真のインスタグラムは極めて右脳的で、見るだけで心がキュンとするかがカギになる。
インスタグラムを積極的に使って販売を伸ばしているネットショップも多い。一例が米ビッグサイズ婦人服専門店「Figure(フィギュア)」だ。試作段階の写真をインスタグラムにアップし、ファンの意見を受けながら色を決める。ミシンの隣にパソコンを置き、客と対話しながら商品を作っているのだ。
日本でもBASE(ベイス、東京・渋谷)などのCtoC(個人間取引)プラットフォームで、インスタグラムをうまく活用して売り上げを伸ばしているショップが出始めている。BASEは無料でオンラインショップを開設できるサービスだ。開始から2年で14万店舗を擁し、月間流通総額も数億円規模になった。小ロットの製品やハンドメードの商品を出品する店舗が多く、BASE自体は決済手数料で利益を得ている。
「Swell」は新作がインスタグラムに掲載される注文が殺到する
宣伝広告費などの予算がない小さい店はSNSを積極利用しており、使い方も非常に巧みだ。例えば、山本めぐみさんが運営するアパレル店「Swell」は新商品の発売をインスタグラムで告知する。子育て中の主婦である山本さんが自作した商品を販売するのは月に1度。商品ができるとBASEに商品を掲載してインスタグラムで告知する。その途端にファンが殺到するという。
インスタグラムでのフォロワー数は1万ほどで決して多くはない。だがBASE創業者の鶴岡裕太代表は「ツイッターの10倍くらいのアクティブ率がある」と話す。つまりツイッターなら10万フォロワーに匹敵する販売パワーを持つ格好だ。
日ごろからストーリーあふれる写真をアップすると、感性の似たフォロワーが注目する。そのコメントやメッセージにマメに答えて親密な関係を築く。商品が発売になれば皆が我先にと注文ボタンを押すという。
そこでしか買えないものを待たせて売るニッチでローカルなビジネスを展開するうえでインスタグラムは非常に強力な武器だ。成功する秘訣はストーリーがある写真を示せるかどうかだろう。
例えば靴のネット販売で全米トップとなったZappos・com(ザッポス・ドットコム)は、サイト上には商品の様子がよく分かる写真、インスタグラムにはボカシを多用した物語性のある写真を掲載して使い分けている。1つの商品に様々な顔を持たせて示し、特にインスタグラムではスマホ画面で心を動かすのが狙いだ。いわば証明写真とイメージ写真の違いだ。この使い分けが今後、画像系ソーシャルメディアでの勝負になる。
(通販コンサルタント)
〔日経MJ2015年1月30日付〕
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人間で国や地域によって様々なあいさつの仕方があるのと同様に、群れや地域で定着した「文化」の一種ではないかとしている。
中川准教授によると、宮城県・金華山島と鹿児島県・屋久島のサルは、主に大人の雌同士が出会うと相手に向かって座り、互いの腕を相手の体に回す。
この際、金華山島のサルは必ず対面で抱き合い、相手の体を前後に大きく揺さぶる。一方、屋久島のサルは相手の側面や背中からも抱きつき、相手を揺さぶることはない。また、屋久島のサルは抱擁しながら手のひらを開いたり閉じたりするという特徴もあり、抱擁の時間は金華山島のサルより短い傾向があった。
抱擁するあいさつ行動は青森県・下北半島や石川県・白山のサルにも見られたが、京都市の嵐山や岡山県・勝山、大分県・高崎山などでは観察されなかった。
STAP論文問題で理化学研究所(理研)は2月10日、ねつ造や改ざんなどの研究不正が認定された小保方晴子(おぼかた はるこ)元研究員(31)について懲戒解雇相当と判断したと発表した。小保方氏は昨年12月に退職しており、処分の対象者ではないが、在籍している場合の処分の在り方について社会的な影響も考慮して検討し、形式的に最も重い懲戒解雇の判断を示して、1年以上にわたったSTAP問題にひとつの決着をつけた。
論文共著者で、小保方氏を指導した若山照彦(わかやま てるひこ)山梨大学教授は出勤停止相当と判断し、委嘱している理研の客員を解除した。また、STAP研究の舞台となった神戸市の理研発生・再生科学総合研究センター(当時)の竹市雅俊(たけいち まさとし)元センター長はけん責とした。竹市氏は給与の10分の1を3カ月間自主返納する。論文共著者の丹羽仁史(にわ ひとし)チームリーダーは文書による厳重注意とした。
副センター長で自殺したSTAP論文の主要著者の笹井芳樹(ささい よしき)氏について理研は「故人なので、公表を控えた」と説明した。また、小保方氏らに対し研究費返還や刑事告訴を検討していることも明らかにした。竹市氏は理研を通じて「当時のセンター長として、研究の不正を事前に発見し、不適切な論文の発表を防ぐことができなかった責任を重く受け止めております。今後、研究者コミュニティーの一員として、正しい科学研究の発展のために、より一層の努力を払って参る所存です」とのコメントを出した。
理研は、昨年3月31日の「研究論文の疑義に関する調査委員会」、12月25日の外部識者だけによる「研究論文に関する調査委員会」の各調査結果で、STAP論文の研究不正行為が認定されて確定したことを受け、関係者の処分を検討していた。理研幹部の責任問題では昨年10月、野依良治(のより りょうじ)理事長が給与の10分の1の3カ月、自主返納を表明し、5人の理事を厳重注意した。5人の理事も給与の10分の1を1、2カ月、自主返納した。
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「STAPは『ES細胞の混入』と調査結果発表」
米マイクロソフト(MS)のサーバー用基本ソフト(OS)「ウィンドウズサーバー2003」のサポート終了まで半年を切った。終了後はセキュリティー上の欠陥(脆弱性)があっても修正パッチが配布されない。しかし、ソフトウエアというのは一般の人が考えるほど完璧な製品ではない。時に未知の脆弱性が発見される。その一例が、MSが2014年11月に公表したサーバー用ソフトの脆弱性だ。
■チケットを盗み「黄金色」に書き換えてしまう
赤枠部分の有効期限など、チケットの権限内容を書き換えて偽造できる
MSは昨年11月、認証サーバー用の権限管理ソフト「アクティブディレクトリー」の脆弱性を公表した。当初はあまり話題とならなかったが、実は重大なリスクが潜んでいた。脆弱性を悪用し、情報セキュリティー関係者の間で「ゴールデンチケット」と呼ばれる攻撃を仕掛ければ、企業内の全てのパソコンを乗っ取ることもできるものだったのだ。企業が持つあらゆる情報が筒抜けになる可能性があり、関係機関は注意を呼びかけている。
アクティブディレクトリーはサーバー内にある社員のIDやパスワードなどの重要な情報を一元管理している。認証を受けて権限を与えられた人しか、サーバーやパソコンにアクセスできない仕組みだ。
例えば、一般社員がパスワードとIDなどを打ち込んで社内パソコンを立ち上げる場合や、システム管理者が一般社員それぞれのパソコンの設定を遠隔で変更する作業などで使用される。
問題となったのは「ケルベロス認証」と呼ばれる機能。その脆弱性を突けば、誰でもシステム管理者になりすまして、社内システムに自由に出入りできた。
攻撃のやり方は比較的単純だ。アクティブディレクトリーには、サーバーやパソコンにアクセスできる権限が記されたチケットを配る機能がある。まず攻撃者は標的型サイバー攻撃などで一般社員のパソコンを乗っ取り、そこからチケットを入手する。あとはチケットの権限内容を書き換えれば、システム管理者並みの権限を持てる。
問題の脆弱性は、いったんチケットを発行してしまうとその内容を再確認する機能が用意されていなかったことだ。攻撃者がシステム管理者と同じ権限の偽造チケットを保有していれば、何をやってもチケットを持っているという事実だけで見逃され、攻撃が止められない危険があった。チケットは発行後、有効期限が10時間しかない仕様になっていたが、期限を書き換えて「100年間有効」としてしまえば、半永久的にサーバーに入り込める。
権限内容を偽装して上位のシステム管理者になりすませば、ログ(動作記録)の保管期間も操作できる。全くログを残さない設定にしてしまえば、攻撃者に入り込まれたことすらわからない。