最新主演作の『天将雄獅（英語タイトル：Ｄｒａｇｏｎ　Ｂｌａｄｅ）』が中国でヒット中の成龍（ジャッキー・チェン）が、プロモーション中の北京で息子について質問され、笑顔で応じる場面があったという。親子水入らずで過ごす時間も持てたようだ。台湾メディアが伝えた。
　
　　ジャッキーの息子・房祖名（ジェイシー・チャン）は、２０１４年８月に大麻使用の疑いで北京公安局に身柄を拘束され、他者を薬物勧誘した容疑で逮捕された。６カ月の刑期を終え、１５年２月に出所している。台湾メディアの中国時報によると、息子の変貌ぶりに驚いているというジャッキーは「反発心がなくなった」と嬉しそうに語った。
　
　　そんなに良い子になるのならと、「毎年半年間拘置所に行った方がいい！」とジョークを飛ばしているジャッキー。ジェイシー出所後に妻も含め３人で食事をし、拘置所内の報告を受け、「多くの経験をしたので何かあったら尋ねるように、言われた」ことも明かした。以前に比べると成長したと、感じているとのこと。
　
　　ジャッキーは「息子が『ライジング・ドラゴン（原題：十二生肖）』の続編への出演を希望しているので、挑戦してほしい」と思っているそうだ。また息子を心配し家に引きこもっていた妻が、今では楽しそうに外出するようになり、安心しているとのこと。
　
　　身の周りの整理整頓を自身で行うようになり、母親の手料理をしっかりと食べて日々を過ごしているというジェイシー。両親に謝罪と感謝の気持ちを抱きながら、家族の絆を深めようと心がけているのかもしれない。（編集担当：饒波貴子）（写真は「ＣＮＳＰＨＯＴＯ」提供、２０１３年１０月撮影）
　
　
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