【モデルプレス】フィギュアスケーターの髙橋大輔が、スタジオジブリの長編アニメ「思い出のマーニー」との氷上コラボレーションにかける想いを明かした。

【他の写真・動画を見る】振付指導を受ける髙橋大輔&米林監督との貴重な対談動画

2014年に公開され話題を呼んだ米林宏昌監督の最新作「思い出のマーニー」。同作は、都会で暮らす心を閉ざした主人公の少女・杏奈が謎の金髪の少女・マーニーとの出会いをきっかけとして次第に変化し、自らを変えたいという意思を持ったことで真実に辿り着くという “一歩を踏み出す勇気”を描いた物語だ。

昨年秋に惜しまれつつも現役を引退し、人生の新たな一歩を踏み出したばかりの髙橋が作品に共感し、3月18日に発売する「思い出のマーニー」ブルーレイ＆DVDの宣伝プロモーションへの協力を快諾。今回の夢のようなコラボレーションが実現した。

◆オリジナル振付を制作「作品に寄り添う演技がしたい」

もともと大のジブリファンという髙橋は、同作の印象について「スーッと心の中に入ってくるような、寄り添ってくれてるような、そんな映画でした。終わりに近づいてきた時は自然と涙が出てきてしまいました」とコメント。その想いを生かして、現役時代もたびたびタッグを組み名演技を生み出してきた振付師・宮本賢二とともに、完全なるオリジナル振付を完成させた。

CM放映に先駆け、「思い出のマーニー」ブルーレイ＆DVDの公式サイトでは、3月4日よりCM収録直前に行われた米林監督と髙橋の対談動画を公開。髙橋の演技を生で見たこともあるという監督からの「今まであらゆる局面で一歩ずつ前に進んできた髙橋さんに演じていただけてうれしいです」という言葉にプレッシャーを感じつつも、「いろんなことを感じていただけるような演技が出来たら」と決意を新たにするなど、この演技にかける想いを聞くことができる。

◆髙橋の演技を堪能できるフルバージョンも

またCMでは、作品の映像を氷上に投影。数々の印象的なシーンと主題歌「Fine On The Outside」（作詞・作曲・歌 プリシラ・アーン）のメロディに合わせて繊細かつ美しいスケーティングで、「思い出のマーニー」の世界観を表現している。

アニメーションとスケートという異なるフィールドで観客を魅了し続けてきた両者のコラボとなれば、期待せずにはいられない。新たなステージに立った髙橋は、一体どんな姿を見せてくれるのだろうか。

その完成度の高さゆえに、3月12日より同公式サイトにてフルバージョン動画を公開することも決定。CMは翌13日から全国で放映される。（modelpress編集部）

■髙橋大輔がジブリ「思い出のマーニー」への想いを語る
http://marnie.jp/index.html