社会そのほか速
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就職活動中の女子学生からの相談です。グループ面接は、複数の学生から同時に話を聞く選考方法です。選考の初期の段階で行われることが多く、4~5人の学生が、1~2人の面接官の前に並んで座り、自己PRや志望動機などの質問に1人ずつ答えるスタイルが一般的です。
女子の場合、周囲を気にする傾向が強いせいでしょうか。1対1の個人面接では自分の話がしっかりできるのに、複数になると、他の人にペースを乱されてしまうことが多いようです。
他人の話がどんなにすごいと思っても、自分の長所をきちんと伝えることに集中してください。同じような話を先にされてしまうこともありますが、うろたえず、「前の方と似ていますが」と切り出せば問題ありません。「他人の話をよく聞いているな」と好印象を持たれます。
ただし、話が長くなりすぎるのは良くありません。グループ面接で1人が話せる時間は5~6分。他人の時間を奪わないよう、1回の発言は1分程度になるよう練習してください。スマートフォンなどで自分が話す様子を動画撮影し、時間も計ってチェックするといいでしょう。
誰かが面接官に「ありがとうございました」と最後にあいさつすると、あわてて声をそろえる人がいますが周囲の空気に流される言動は意味がありません。他人と自分を比較していたら、きりがありませんよ。(ハナマルキャリア総合研究所代表)
(2014年6月10日の読売新聞朝刊に掲載)