社会そのほか速
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パワハラを受けた末に不当解雇されたとして、愛知県犬山市の地域FMラジオ局「愛知北エフエム放送」元局長の男性(51)が15日、同社と社長らを相手取り、地位確認と未払い賃金など計約590万円の支払いを求める訴えを名古屋地裁に起こした。
訴状などによると、男性は2012年11月、経営不振などを理由に局長から降格され、その後も社長らから、暴言や嫌がらせなどを繰り返し受けるなかで心身症を発症。治療のために昨年4月以降は休職したが、この間の社長の電話やメールに返信しなかったことを理由に、同8月に懲戒解雇されたとしている。
原告の男性は「できれば職場復帰し、もう一度、市民に愛される局作りに協力したい」と話している。
ホームページによると、同社は06年7月に開局。同社は「解雇は適正な法手続きに沿って行っている。訴状を確認したうえで対応を検討したい」とコメントしている。