社会そのほか速
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ヒツジ年(Year of the Sheep)を迎え、初売り(New Year opening sale)に出かけてついつい、散財(wasteful spending)した人もいるのではないでしょうか。
学生時代、私はある店の新年セールで「素敵な服が○万円分」というキャッチコピーに引かれて福袋(lucky‐dip bag)を買ったら、中身は安っぽい(shoddy)ものばかり。「羊頭狗肉(くにく)」もいいとこでした。
「羊頭狗肉」とは、看板には羊の頭を掲げながら、実際は犬の肉を売るという中国の故事に由来する例えです。見かけや宣伝は立派だが、内容が伴わないという意味です。false advertising; deceptive appearanceなどの訳が可能です。
「新規開店のあの店はやり方が羊頭狗肉だからはやらない」は、That new store is unpopular because it runs flashy ads to sell inferior items.と訳せます。flashyは「見かけ倒しの」、inferior itemは「粗悪品」という意味です。
a wolf in sheep’s clothing[skin]は「ヒツジの皮を着たオオカミ」が文字通りの意味ですが、「柔和を装った危険人物」「偽善者」の比喩です。cast sheep’s eyes at...は「~に色目を使う」「秋波を送る」の意味です。He was making sheep’s eyes at that female employee.(彼はその女子社員に色目を使っていた)のように用います。
follow like sheepは「疑うことなく従う」の意味です。If one sheep leaps over the ditch,the rest will follow.(1匹のヒツジが溝を飛び越せば、残りついていく)は、安易に物事や人に従うことを例えたことわざです。(菅彩織理記者)