社会そのほか速
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中核は、簡単な工事でトイレや洗面台、キッチンなどの増設を実現する専用ポンプで、欧州で高いシェアを持つ。今後、日本で住宅を中心にリフォーム需要が活発化することに着目した。同グループ・バイスプレジデントのステファン・アレルさんは、「これまでの日本市場にはない製品。多くの方にさまざまな生活シーンに合わせて使っていただければ」と語る。
当社の排水圧送ポンプを使うと、配水管など住宅構造を気にせずに手軽に衛生機器を取り付けることができます。当社は製品に「世界のだれもが衛生機器のある環境で生活を送ってほしい」という願いを込めています。人間の幸福感や快適さを追求し、常に新たな技術を取り入れて製品開発を進めています。体の不自由な方々にも、気軽にお使いいただける環境を作ります。
日本は衛生機器、水回り関連で世界有数の市場です。日本に拠点を設けて、本格展開を進めることにしました。日本政府の政策の後押しもあり、今後、住宅リフォーム市場が活発化することも追い風と受け止めています。
フランスでは、中古住宅を購入してリフォーム、リノベーションを楽しむ文化があります。当社製品によって、住宅構造に関係なく、トイレやキッチンなどを手軽に思い通りに設置できます。日本でも幅広い年代の方に、暮らしの中の一つの選択肢として当社製品を使ってほしいです。
SFAグループの創業者が日本という国が大好きであることも、この時期の本格展開の理由です。日本は独自の文化を残しながら、さまざまな分野で最新技術を取り入れています。社会にはお互いを尊重する風土があり、企業は質のいいモノ作りを目指しています。私自身もこうした日本に魅力を感じます。
私は、若いころから、いろいろな国で暮らした経験があり、SFA入社後はロシアなど複数の国を担当しました。現在もバイスプレジデントとして、一年の半分以上をフランス以外の地域で過ごし、グループ本社のあるヨーロッパのほか、アメリカ、ロシア、アジア地域を中心に回っています。それぞれの拠点でその国の文化に触れ、その国の文化と市場のニーズを理解して企業活動をする仕事はとても面白いです。
私自身、リーダーとして、それぞれの国の方との人間関係をとても大切にしています。世界のどの拠点でもお互いを理解して尊重し、強い人間関係を築いていくのが私の望みです。働いている人を信じて、現地の市場を理解し、チームを育てます。そのチームを信用することがとても大事で、それがリーダーの仕事です。
私は、一番弱いところがチームの価値になると考えています。チームに強い人がいても、弱い人がいれば、そのチームの価値は弱い人が基準になります。それぞれの国でチームが一丸となって力を発揮していくことが大切です。
人生の中で仕事をする時間は70%から80%でしょう。働いているみなさんが、それぞれのチームの一員として、毎日、楽しく、面白く、仕事ができるようにすることが、リーダーとしてとても大切なことだと思っています。(談)