社会そのほか速
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開幕アウト―。3日に行われた教育リーグ・ソフトバンク戦(ナゴヤ)で右膝を痛めた中日・山本昌投手(49)が4日、ナゴヤ球場に姿を見せ、「(開幕について)そこは厳しくなった」と明かした。
【写真】今季は初ブルペンで50球を投げ込むなど順調に調整してきた山本昌だったが…
今季初実戦は、4回から2番手でマウンドに上がると、わずか1球で膝をひねって緊急降板。試合後、名古屋市内の病院で検査を受け、軽い右膝蓋靱帯(しつがいじんたい)炎と診断された。
「病院の診断では膝の捻挫。靱帯(じんたい)や半月板の異常は見られない。炎症さえ取れれば、すぐに動いていいと言われた。歩けるし、階段の昇り降りも大丈夫」
球場にも自家用車を自身で運転してきた。開幕ローテーション入りへのシナリオは崩れたが、決して重傷ではないことを強調した。
ただし、通常ならランニングを開始できるまでに10日間ほどの時間を要する。プロとはいえ、8月で50歳を迎える左腕が、ここで無理できないのも事実。この日はボールを握らず、ウエートトレーニングなどで汗を流した。
復帰に向けた具体的なスケジュールは決まっていない。3月27日阪神との開幕戦(京セラドーム)まで約3週間。逆算しても先発枠決定までに残された時間はもうない。
それでも大ベテランは「せっかく順調にきたけど、もったいない」と悔しさをにじませながら、「転んでもただでは起きない性格。いい方に出るようにしたい」と前を向いた。