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21日、関東圏の有力校が集まる国際親善ユースサッカー大会、「イギョラ杯」は流通経済大柏の通算4度目の優勝で幕を閉じた。
表彰式では、準決勝のFC東京U-18戦で決勝点を挙げ、決勝の日大藤沢戦でハットトリックを達成した流通経済大柏FW木村稜斗が最優秀選手に選出。優秀選手には、大会を通じて5アシストを記録した流通経済大柏FW松本雅也が優秀選手に選ばれた。
各選手のコメントは以下のとおり。
■最優秀選手 木村稜斗(流通経済大柏FW)
「MVPに選ばれて、とてもうれしいです。決勝では絶対に点を取れると信じてプレーしていました。大会1日目はメンバーに入れず、2日目も最初は試合に出られなかったのですが、少ない出場時間でも自分をアピールし続けた結果、決勝ではスタメン出場を果たすことができました。もうすぐプレミアリーグEASTも開幕しますし、自分にとって自信がつく大会となりました。自分はうまいほうではないですが、前線で走り回って、裏でボールを受けてゴールにつなげたり、したたかにこぼれ球を狙っていくタイプ。出た試合では必ず点を取って、どの大会でも得点王を狙っていきたいです」
■優秀選手 松本雅也(流通経済大柏FW)
「この大会で5アシストという結果を残せて良かったです。僕たちはどの大会でも優勝したいという気持ちが強いので、こうしてイギョラ杯で優勝することができたことをうれしく思います。チームとしては無失点に抑えること、コンパクトな陣形を保ってインターセプトを狙うことを心掛けて戦い、2週間後のプレミアリーグEASTの開幕に向けて良い準備ができました。今後も相手を無失点に抑えながら勝ち続けて、相手に脅威を与えられるようなチームになりたいですし、個人としても仲間を使ったプレーでチームに貢献し、スタメン定着に向けて頑張っていきます」
初白星もたらす決勝弾…横浜FM兵藤「チームの雰囲気が変わる」
[3.22 J1第1ステージ第3節 横浜FM 1-0 鳥栖 ニッパ球]
初白星をもたらしたのは背番号7の右足だった。ナビスコ杯を含めた公式戦3試合で1分2敗と今季未勝利の横浜F・マリノスは、序盤から主導権を握って鳥栖ゴールを脅かしたものの、なかなかゴールをこじ開けられず。しかし、後半36分にMF兵藤慎剛が待望のゴールを記録する。
右サイドから送ったDF小林祐三のグラウンダーのクロスが、逆サイドのDF下平匠へと渡る。下平がシュートモーションに入ると、兵藤には予感があった。「匠がシュートを打つタイミングで相手もゴール前に結構戻っていたので、こぼれてくると思って準備をしていました」。その言葉どおり、相手DFにブロックされたボールは兵藤の前へとこぼれてくる。右足で流し込んで貴重な先制点を奪い、「うまく流し込めたかなと思います」と笑顔で振り返った。
この試合の相手はナビスコ杯を含めて3連勝と好調な鳥栖だった。しかし、前半のシュートを1本に抑えるなど、相手の攻撃を封じ込めた。兵藤は守備面での手応えも語っている。「相手が長いボールを入れてくるのは分かっていました。だから、そのセカンドボールへの反応を意識した。皆、一歩目の出足が良かったと思います」。守備時には兵藤もしっかりPA付近まで戻り、セカンドボールを回収して相手から攻撃権を奪い取り、完封にも貢献した。
今季、公式戦4試合目にして、ようやく初勝利を手に入れた。「スタートダッシュにはつまづいた」と出遅れたとしながらも、巻き返しはまだまだできると考えている。「1回勝つことでチームの雰囲気が変わったり、余裕も出てくると思う。まだ試合はたくさん残っているので、勝ち点3を積み重ねていきたい」と視線を上に向けた。
(取材・文 折戸岳彦)▼関連リンク
[J1]第1ステージ第3節 スコア速報
[3.22 J1第1ステージ第3節 甲府0-2G大阪 中銀スタ]
ガンバ大阪は22日、ヴァンフォーレ甲府と対戦し、2-0で今シーズンのリーグ戦初勝利を挙げた。23日からの日本代表合宿に初めて招集されたDF藤春廣輝は、「前半は相手が前に、前に攻めに来ていたので、G大阪はブロックをしっかりつくって守備が出来ていたと思います。後半は、G大阪のペースでボールを持つ時間も長くなり、良い流れでボールを回せましたし、良い形でシュートも打てたので、それが勝利の要因かなと思います」と、試合を振り返った。
自分自身のパフォーマンスについて「あまり特長である攻撃参加はできませんでした」と反省するが、「DFとして、失点ゼロで抑えられたのは良かった」と、結果を喜んだ。
代表に選出されてからは、普段は「静かな携帯」が、知らない番号からの着信も含めて、鳴りやまなかったという。周囲の期待を感じながら、自身も「楽しみでしかない」という代表合宿。一緒にプレーすることを楽しみにしている選手を聞かれ、「香川選手とか、同じポジションですが、長友選手を尊敬していますし、いろいろ話もしてみたいですし、盗めるものは盗みたい」と目を輝かせた。残念ながら、インテルが負傷中の長友の代表招集に応じなかったため、長友との対面は次回以降に持ち越しになるが、親善試合に出場するチャンスも増えそうだ。
バヒド・ハリルホジッチ新監督へのアピールポイントについて「運動量は特長です。SBは上下動が大事なので。あとはスピードも見てほしいし、そういうところをアピールしたい」と言い、「自分には失うものがないですし、積極的にやるだけ。自分の特長をどんどん出していこうと思います」と、代表デビューに意欲的だった。
(取材・文 河合拓)
プレーオフを制して優勝し、ギャラリーに笑顔で応える飯島茜=22日、佐賀・若木GC
優勝から遠ざかって4年半。一時「引退」も頭をよぎった31歳の飯島が、久々の勝利の感激に浸った。プレーオフ6ホール目での決着。うれし涙はなく「疲れて泣けなかった」と笑った。
混戦の中、13番(パー4)でOBもあってダブルボギー。だが、この後の3バーディーで首位に追い付く。「今回駄目でも、次があると思えていた。いっぱいいっぱいではなかった」
オフの1カ月のタイ合宿中、ひたすら基本のアプローチ練習をする中、ひらめいた。スイングに悩み、約3年前から指導を受ける男子プロの片山晋呉の教えが、やっと分かったと感じた。片山プロに「別人だね」と言われ、自信が膨らんだ。
それは、単純な技術練習の繰り返しでつかんだものではない。片山プロに「生活から変えないと変わらない」と言われ、これまでやらなかった料理や読書にも取り組んだ。「同じことを繰り返していても、ここまで来られなかった。いろいろな人のおかげ」
通算22勝を挙げている全美貞とのプレーオフを制したのは、取り戻した闘志のおかげでもある。生涯獲得賞金は4億円を突破。中堅の今後が楽しみになってきた。
稀勢の里(左)は琴奨菊を押し出して9勝目=22日、大阪・ボディメーカーコロシアム
大関陣は稀勢の里の9勝が最高と、低調な結果に終わった。琴奨菊、豪栄道ともに早々と優勝争いから脱落。照ノ富士より先に白鵬との対戦が組まれるなど、新鋭の活躍の陰に隠れてしまった。ただ一人照ノ富士に勝った稀勢の里は「大関の一人として責任を果たせなかった悔しさもある。来場所でやらないと」と厳しい表情で出直しを誓った。