社会そのほか速
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【ミラノ(イタリア)共同】サッカーのイタリア1部リーグ(セリエA)インテル・ミラノのマンチーニ監督は21日、故障を抱えながら日本代表に選出された長友佑都について「帰さないことに決めた。長友はいま(けがから)回復しているところで、長距離の移動は問題になる」と、招集に応じない考えを明らかにした。
マンチーニ監督によると、日本サッカー協会側の了解も得ているといい、「親切に理解していただいた」と述べた。日本代表は国際親善試合で27日にチュニジア代表、31日にウズベキスタン代表と対戦する。
ユヴェントスのOBで、現在はクラブの幹部を務める元チェコ代表MFパヴェル・ネドヴェド氏が、クラブに所属するフランス代表MFポール・ポグバに対し、複数のビッグクラブから接触があったことを明らかにした。21日付のフランス紙『ル・パリジャン』が報じている。
15日に22歳の誕生日を迎えたポグバは、すでに世界中のビッグクラブから注目を受けている。仮にポグバが移籍した場合、その移籍金はレアル・マドリードに所属するウェールズ代表MFガレス・ベイルが記録した史上最高額を越えるとも噂される。
ユヴェントスの幹部であるネドヴェド氏は「我々はパリ・サンジェルマンからポール(・ポグバ)を獲得したいとのオファーを受け取ったよ」と、すでにパリ・サンジェルマンからオファーがあったことを明かしている。
続けて「ただ、ポールに興味があるのは彼らだけじゃないんだ。レアル・マドリードとバルセロナも強い関心を持っている」と述べ、ポグバに対して多くのビッグクラブが興味を示していることが明白になった。
一方で、パリ・サンジェルマンのオリヴィエ・レタンSD(スポーツ・ディレクター)は、「我々はポールにオファーは出していない」と、ネドヴェド氏の発言を否定している。
【ハノーバー(ドイツ)共同】サッカーのドイツ1部リーグでドルトムントの香川真司は21日、アウェーで清武弘嗣と酒井宏樹の所属するハノーバー戦に先発し、後半に昨年9月13日以来となるリーグ戦今季2点目を挙げた。清武、酒井宏も先発した。
長谷部誠と乾貴士のアイントラハト・フランクフルトは酒井高徳のシュツットガルトと敵地で対戦し、長谷部と乾は先発、酒井高はベンチスタート。大迫勇也と長沢和輝のケルンはホームにブレーメンを迎え、大迫は後半途中から出場した。長沢はベンチ外。
大相撲春場所14日目は21日、立ち合いで右に動き、おっつけ一発で稀勢の里をゴロリと転がした。白鵬の横綱相撲とはかけ離れた勝利に、どよめく館内。控えめな拍手に、「アホか!」などのやじが交じった。
【天覧相撲で「後の先」を試した白鵬】
白鵬は土俵上で一度だけ小首をかしげ、支度部屋では相変わらず無言。元横綱・北の湖理事長は「とっさの判断だと思う。負けられない意識があったのだろう」と心中を推し量った。右へ動くと力を出せる左上手が遠ざかり、稀勢の里十分の左四つに持ち込まれる危険も高まるが、相手が前を見ずに突っ込んでくるのを見切った上での変化という見立てだ。連敗を避けるため、勝利への貪欲さを前面に出したとも言える。
とはいえ、優勝を争う照ノ富士が逸ノ城と繰り広げた水入りの熱戦とは、あまりにも対照的な相撲。また、白鵬にとって稀勢の里は好敵手の一人で、初場所では取り直しの末に歴代最多33回目の優勝を決め、後に自身の審判部批判につながった因縁もある相手だ。敗れた大関は「情けない」と自分を責めたが、真っ向勝負を期待したファンは興ざめだ。
何より、白鵬が目指す戦い方は「後の先(ごのせん)」のはず。相手の攻めを受けて立ちながら先手を取る奥義のことで、「その完成が現役最後の目標」と常々口にしていたが、その目標に反する取り口だ。優勝に王手をかけて臨む千秋楽では、どのような横綱像を示すのだろうか。【大村健一】
ノルディックスキー・ジャンプの国内最終戦、伊藤杯大倉山ナイター大会は21日、札幌市の大倉山ジャンプ競技場(HS134メートル、K点120メートル)で行われ、女子は世界選手権銀メダルの伊藤有希が136メートル、121・5メートルの合計253・5点で優勝した。高梨沙羅は128メートル、119・5メートルの237・5点で2位だった。
男子は今大会を最後に引退する細山周作が2回とも125・5メートルの244・8点で制した。ともに現役を引退する複合のエースとして冬季五輪に3度出場した高橋大斗は9位、吉岡和也は19位だった。