社会そのほか速
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2015明治安田生命J1リーグが7日に開幕し、ファーストステージ第1節で浦和レッズは湘南ベルマーレと対戦した。
MF宇賀神友弥が、「公式戦3連敗で迎えた開幕戦だった。選手たちは非常に難しいメンタルだったと思う」と語ったように、浦和は富士ゼロックススーパーカップ2015でガンバ大阪に敗れ、AFCチャンピオンズリーグ2015のグループステージでも2連敗を喫している。
今季初白星を目指し臨んだ一戦だったが、36分に先制点を許してしまう。それでも興梠慎三のゴールで試合を振り出しに戻すと、迎えた後半に2点を追加し3-1で勝利を収めた。
苦しんだ公式戦3連敗。宇賀神は、「自分たちが3年間積み上げてきたものがあるので、そこでブレる必要は全くないと思っている。自分たちがやってきたサッカーをピッチで表現するだけ」という話をチームでしていたと明かした。
連敗中はサポーターからの厳しい声もあっただけに、「ほっと一安心しています」と安堵の表情も見せた。
「自分たちはプロのサッカー選手なので、ピッチで結果を出してサポーターの人たちの期待だったり、声援だったり、ブーイングだったり。そういうものに応えていかないといけない」
J1リーグは今季から2ステージ制へ移行するが、「スタートダッシュが一番重要なことだと思う」とポイントを挙げると、「年間王者を目指して戦っていきたいと思う。今シーズン、浦和レッズはたくさん補強をして、これだけのメンバーが揃っているので、しっかり年間王者を勝ち取りたいと思います」と決意を語っている。
本記事は「サッカーキング」から提供を受けております。
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FC東京戦に出場したG大阪の宇佐美貴史(右から2人目) [写真]=三浦彩乃
自身初の得点王を目指すガンバ大阪のFW宇佐美貴史は、7日に行われたFC東京とのJ1開幕戦でリーグ戦1ゴール目を記録した。
1点をリードする後半53分に右サイドでボールを受けると、切れ味鋭いドリブルでペナルティーエリア内に進入。MF梶山陽平のスライディングが足に掛かり、PKを獲得した。
これまで絶対的なキッカーだったMF遠藤保仁を押しのけて、ポイントに立つと、冷静にゴール左に流し込んだ。
「チームとしてのキッカーはヤットさん(遠藤)と決まっているが、『蹴ってイイっすか?』って聞いたら『全然いいよ』と言ってくれたので、迷わず蹴った。任せてもらえればいつでも蹴れる感覚は持っている。自分で取ったPKについては100パーセント蹴りにいきたい」
2点目を決めて試合を優勢に進めたが、FC東京のMF武藤嘉紀の約25メートルの同点弾を含む2ゴールで初勝利は手からするりとこぼれ落ちた。宇佐美は「チームとして勝ち点を落としたのはもったいない。あの距離から素晴らしいシュートだったので」と肩を落とした。
また、「ここまで6戦でスタメンで出たのは3試合。その中で得点をできたのは2試合だったので、点を取る流れはできていると思う」と手応えを語る宇佐美だが、「個人としては開幕戦でまず1点を取ることができた。ただ、まだ取れるシーンがあったので残念。しっかり決めるところを決めないと」と課題を口にしていた。
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【お金は知っている】創業者会長と実娘の社長が対立している大塚家具について、日本経済新聞は「泥沼化するお家騒動」という見出しで、「親子の意地の張り合いで企業価値を毀損(きそん)するのは賢明ではない。被害を受けるのは株主と従業員だ」(2月25日付電子版)。週刊誌顔負けの下世話な見出しで、一見もっともらしいお説教をたれるが、偽善である。
大塚家具の場合、企業価値は「経営トップ同士の路線対立」が公然と行われることで、むしろ守られる可能性が高いからである。上場企業が内部対立に蓋をして、限られた身内、仲間だけで、事業の根幹を決める「隠蔽の共同体」であれば、毀損されるリスクが大きくなる。
考えてもみよ。サラリーマンあがりが圧倒的に多い上場企業の経営陣内部では多くの場合、「路線対立」がまず起きない。あっても、日のもとにさらされることがない。内々に収拾されるからだ。現社長は自身を後継者に選んでくれた前任者(多くは会長)の路線を否定せず、継承する。
内心は変えたい、と思っていても、ぐずぐずしてしまい大失敗してしまう。かつての山一証券経営破綻、最近ではオリンパスのような巨額の飛ばし事件はその典型だ。内々で激しく議論しても、らちが明かないなら、当事者同士、思い切って公然と論争すればよい。そのくらい、真剣に経営論争を闘わせるのが、不特定多数の株主が所有するという意味での公企業の対株主責任であり、ひいては従業員の利益にもつながる。
大塚家具の場合、父親の大塚勝久氏は創業者というわけで、道徳観念では絶対的存在だ。それに対して大塚久美子社長は世俗的には娘という血縁関係からくる独特の情緒を消し去って、凛(りん)として創業者のビジネスモデルが時代にそぐわないことや、自身の考えるモデルが収益を生むかについて、粛々と一般に説明した。
父親は娘を社長に選んだのが「間違いだった」と吐露したが、それこそ間違いだ。今後、私情を排し、自身の考えるモデルがいかに娘のそれよりも優れているかを、クールに論じていけば、さすが「経営のプロ」と評価もされるだろうに。
もちろん、とりわけ「和をもって貴し」の日本。大塚家具のようなケースはできればないほうがよい。一時的には社員のみなさんも、気が気ではないだろうし、株主だって委任状争奪戦の思惑だけで株価が上がるなら、あとはどうなるか、不安だろう。
どうすればよいか。実はその回答になるのが、本来の意味でのコーポレート・ガバナンスである。端的に言えば、経営路線を決めるのが最高経営責任者(CEO)であり、経営の最終決断はCEOに委ねられる。つまり、ガバナンスとは、CEOをどう選ぶかにかかっている。その選定の役割を担うのが、社外取締役である。個性が激しくぶつかり合う文化の米国で、新CEOが巨大企業の経営路線を大きなトラブルなしに大転換できる決め手がそれだ。 (産経新聞特別記者・田村秀男)
理解できない。
昨年9月、兵庫・姫路市でミイラ化した女性の遺体が見つかった事件で、尼崎市の土木作業員の男(69)が6日、ようやく同県警に保護責任者遺棄致死と死体遺棄容疑で書類送検された。
男は06年9月ごろ、姫路市のマンションで同居していた無職の石井美千代さん(当時73)を衰弱死させ、07年2月ごろに近所の空きビルのポンプ室に遺棄した疑い。
「美千代さんは花柄のパジャマ姿で、紙おむつを着けた状態でミイラ化していた。男は美千代さんと20年来の内縁関係にあったのに、寝たきりになった彼女の介護に嫌気が差し、そのまま病院にも連れて行かずに衰弱死させた。『金もなかった』などと供述しています」(捜査事情通)
まったくどうかしているが、話はこれで終わらない。この男は別の女性も衰弱死させていた。
「男は美千代さんの遺体を遺棄してすぐに、姫路市に住む無職の三木綾子さん(当時41)と同居を始めた。1年半ほど一緒に暮らしましたが、綾子さんにも持病があって、病状が悪化した途端に、彼女を見捨てて逃げてしまったのです。綾子さんは08年10月ごろに衰弱死した。男はこの件でも書類送検されました」(前出の捜査事情通)
人でなしとはこの男のことだが、死体遺棄については公訴時効が成立。遺棄致死も物証が乏しいため、逮捕を見送ったという。
「女性2人に共通しているのは、親族や友人と疎遠で、孤独だったことです。美千代さんが遺体で見つかったのは死後8年経ってから、三木さんは半年後に近隣住民が発見した。今の時代を感じます」(県警関係者)
やるせない。
鳩山由紀夫元首相が、また暴走を始めた。ロシアが一方的に編入したウクライナ南部クリミア半島への訪問を計画しており、外務省が渡航中止を要請しているのだ。現職時代だけでなく、政界引退後もあぜんとする言動を続けてきた鳩山氏。いつまで国益を損ね続けるつもりなのか。
「『ロシアの一方的な併合を認められない』という政府の立場と相いれず、遺憾だ」
岸田文雄外相は6日の記者会見で、語った。
外務省は5日、鳩山氏が来週、モスクワを訪問した後、クリミアを訪れようと計画していることを把握。ロシア課長が「(元首相が訪問すれば)日本がクリミア編入を認めていると誤解されかねない」として、鳩山氏の秘書を通じて計画の再考を求めた。
ロシアは圧倒的な軍事力を背景に昨年3月、クリミア半島の編入を一方的に宣言した。日本などの先進7カ国(G7)は編入を承認しておらず、外務省は「渡航延期勧告」を出している。
鳩山氏といえば、首相時代、確実な裏付けもないまま、米軍普天間飛行場の移設先について「最低でも県外」と明言し、沖縄県民の期待をいたずらに煽り、日米関係を大きく傷つけた。
政界引退後も、暴走は止まらなかった。
2013年6月には中国を訪問し、大学主催のフォーラムで「(沖縄県・尖閣諸島は)中国からみれば(日本が)盗んだと思われても仕方がない」「中国にも中国の言い分がある」などと語った。
安倍晋三内閣の閣僚からは、「国賊」(小野寺五典防衛相=当時)、「国益を著しく損なう」(岸田外相)などと非難の声が相次いだ。
国際政治学者の藤井厳喜氏は「鳩山氏の言動は、国益を損ねるスタンドプレーだ。米国では、元大統領が『現大統領の名代』として動くことがあるが、二元外交は避けている。鳩山氏の場合、日本外交の妨害をしている。自分が他国に利用されていることに気づくべきだ。鳩山氏に『元首相』という肩書を与えた民主党の責任は重い。岡田克也代表が説得すべきだ」と語っている。