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【モスクワ時事】ロシアのプーチン大統領を批判していたボリス・ネムツォフ元第1副首相(55)の葬儀が3日、モスクワで行われた。2月27日夜に突然凶弾に倒れた同志に最後の別れを告げようと、1日の追悼デモに続き、野党指導者や多くの市民が詰め掛けた。
プーチン大統領も代理人としてミンフ下院大統領全権代表を派遣し、事態を重視する姿勢を示した。先に弔電で「犯人を裁くため全力を尽くす」と強調している。
会場は、ノーベル平和賞を受賞したソ連反体制派の名を冠した施設サハロフ・センター。ネムツォフ氏はこの後、2006年に射殺されたアンナ・ポリトコフスカヤ記者も眠るモスクワ西部のトロエクロフスコエ墓地に埋葬。ネムツォフ氏の記念碑建立を求める声も上がっている。
反プーチン政権デモで共闘した著名ブロガーのアレクセイ・ナワリヌイ氏は当局に拘束中で、参列のための一時釈放を訴えたものの、認められなかった。大統領と敵対する元石油王ミハイル・ホドルコフスキー氏もスイスに事実上逃れており、参列しなかった。