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中国メディア・新浪ニュースの中国版ツイッター・微博(ウェイボー)アカウント・頭条新聞は17日、桜のシーズンを迎える日本を訪れる予定の中国人観光客が急増し、日本政府が発給するビザの用紙が足りなくなったとするニュースを伝えた。
ツイートは、上海の日本総領事館が先日「3月11日より一定期間、大陸の訪日観光ビザ(団体)に臨時で無地の台紙を使用する」と発表したことを紹介。通常のビザ用紙には、桜の図面が印刷されているという。
このツイートについて、微博ユーザーからは「早く申請しといてよかった」、「合法的な占領だ」、「また日本のGDPに貢献した」、「日本国民はわれわれに感謝すべき」、「なぜ日本人は大陸の観光客をボイコットしないのだろうか?」などといったコメントが寄せられた。
政治的に日本を嫌悪し、こぞって日本旅行に出かける自国民の観光客に対して罵声を浴びせるユーザーがなおも多く、「日本製品ボイコットは完全に失敗か?」という感想も見られたが、その一方で「日本の桜は確かに美しい。良いものを政治と結びつけるべきでない時もある。心に少し太陽の光を持つことはできないものか」とするユーザーもいた。
あるユーザーは「人が蜂のごとく群がる。これこそ中国人の消費観念だ」との感想を残している。この「観念」は中国人の観光客に限ったものではない。中国国内でも「この品物が良い」という噂が流れればみんながこぞって購入してあっという間に品切れになる。そして、利益が出ると見込まれる商売が話題になると、たくさんの企業が群がって利益を食い尽くして最終的には共倒れする傾向がある。
それはさておき、今年は各地の花見の名所で例年以上にたくさんの中国人観光客に遭遇することになりそうだ。(編集担当:近間由保)(イメージ写真提供:(C)NOBUYUKI YOSHIKAWA/123RF.COM)
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