社会そのほか速
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【モスクワ真野森作】ロシアがウクライナ南部のクリミア半島を一方的に編入してから1年となった18日、首都モスクワをはじめロシア全国約140カ所で1周年を祝う記念行事が開かれた。プーチン政権には、編入を「歴史的な快挙」と位置づけて愛国ムードを再び盛り上げ、原油安や欧米の経済制裁による経済不安を覆い隠す狙いがありそうだ。
インタファクス通信によると、露内務省は行事参加者数を計36万人と推計する。モスクワ中心部のクレムリン(大統領府)近くでは1年前の編入当時も用いられたスローガン「我々は共に」と銘打ったコンサートも開催。全ロシア世論調査センターが今月上旬実施した世論調査では、プーチン氏の支持率は88%と高い。「大統領のこの1年間で最も重要な功績は何か?」との問いに「クリミア編入と対ウクライナ政策」を挙げた人は14%で、「国家の安定」(15%)に次いで多かった。
(台北 18日 中央社)中国大陸との「サービス貿易取り決め」に反対する学生グループらが台北市内の立法院(国会)を占拠した“太陽花(ひまわり)学生運動”から1年を迎えた18日、民間団体が立法院周辺でデモを行い、国民投票法や公職者の解職などリコールに関する法律の改正を訴えた。
複数の民間団体が合同で実施したデモには当時の学生リーダー、陳為廷氏や民進党元主席の林義雄氏らが参加。蒸し暑い中、立法院周辺を7周した。
一方で総統府の報道官は同日、若者の運動への参加に理解を示した上で、各界からの声を真摯に受け止め、積極的に対話を進めたいと強調した。また、政府と社会は対立すべきではないとし、改革に向けてともに努力したいとする考えを語った。
(黄名璽/編集:齊藤啓介)
中国が独自開発した水陸両用機「AG600」の機首が17日、中航工業成都飛行機工業で引き渡された。18日付で環球時報が伝えた。
【その他の写真】
「AG600」は水陸両用機としては世界最大規模で、森林消火や海難救助といった緊急のニーズに応えられるよう開発されたもの。離陸重量は53.5トン、20秒以内に水12トンのくみ上げを完了することができる。今回の機首引き渡しに続き、今後は機体構成部品が相次いで引き渡されるとみられる。中航工業によると、年内に最終組み立てが完成し、16年に初飛行が実施される予定。
「AG600」の黄領才・総設計師は17日、環球時報の取材に応じ、「『AG600』の強力な水陸両用機能は遠海での救援活動に非常に適している。将来的には南シナ海方面で使用することが可能だ」と語った。他国の水陸両用機と比べると、ロシアの「Be-200」や日本の「US-2」などの離陸重量は40~45トン、カナダの「CL-415」は20トン前後で、「AG600」の53.5トンを下回っている。
日本の「US-2」はインドに輸出される可能性があるが、「AG600」はどうか。黄氏は「『AG600』も国際市場のニーズがあれば、先方の要求に合わせて改良することはできる」と語った。
(編集翻訳 小豆沢紀子)
2015年3月18日、TGタイ国際航空は、日本発便でバンコクに到着した、搭乗客全員に向けた特典プレゼントキャンペーンの期間を延長して、5月31日まで実施する。
【その他の写真:バンコク空港。】
特典は、バンコク市内のサイアム・パラゴンなどの大型ショッピングモールで、フェイシャルトリートメント20分間が無料で受けられるなど。
期間は、2015年5月31日(日)まで。対象は、日本発のTGタイ国際航空でバンコクに到着した全ての搭乗客。特典プレゼントの対象ショッピングモールは、サイアム・センター/サイアム・ディスカバリー/サイアム・パラゴンの3カ所。
特典内容は、1: 割引カードプレゼント。2: フェイシャルトリートメント20分間無料券プレゼント。3: 誕生月特典プレゼント。4: 無料WiFi。
特典の引き換えは、「サイアム・パラゴン」Gフロアのインフォメーションカウンターに、TGタイ国際航空 日本発の搭乗券を提示して特典クーポンを受け取る方法になっている。
【編集:朝日音然】
昼夜を問わず突然、猛烈な睡魔に襲われ、数日間にわたって昏睡状態が続く──そんな謎の病気がカザフスタン北部の小さな村カラチで流行している。
この「眠り病」が村で最初に報告されたのは13年3月。それ以来、既に患者は120人、発症回数は延べ150回以上に達している。先週から9度目の流行が始まり、村民は不安を募らせている。
患者は職場や学校などで突然眠りに落ち、それから数日間、周囲がどれほど呼び掛けても目を覚ますことなく眠り続ける。目覚めた後に倦怠感や頭痛、精神不安、記憶障害などの症状が数週間にわたって続く場合も少なくない。子供を中心に、幻覚に襲われるケースも報告されている。
さらに恐ろしいのは、この病気の原因が分からないこと。一酸化炭素中毒から集団ヒステリーまでさまざまな説が飛び交っているが、現地で調査活動に当たるトムスク科学技術大学(ロシア)のレオニド・リクバノフ教授は、村の近くにあるソ連時代のウラン鉱山が原因ではないかと考えている。
リクバノフによれば、20年以上前に閉鎖されたこの鉱山から放射性を帯びたラドンガスが放出されているという。「ラドンガスが麻酔薬のような働きをしている可能性がある。現在、鉱山の地下空間は水に漬かっており、ガスが地上に押し出されている」と、彼は言う。
実際、患者の症状は放射線被曝による慢性疲労症候群の場合とよく似ている。現時点では推測の域を出ないが、もしこの説が正しければ、この地域の眠り病発症者は今後も増え続ける可能性が高い。
当局は先週、650人ほどの村民を数週間以内に別の地域に避難させる計画を発表した。だが、眠り病が体に長期的な影響を及ぼすのかどうかも分からない状況のままでは、彼らが安心して暮らせる日はまだ当分訪れそうにない。
[2015.3.17号掲載]
フェリシティ・ケーポン