社会そのほか速
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2015年3月13日、シンガポール紙トゥデイ(電子版)は、海外留学者が増え、英語力の高い人材が豊富な中国で、中国語のできる外国人の雇用機会が減少し、米国人学生の間で中国留学に対する興味が失われていると報じた。14日付で中国・環球時報が伝えた。
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米国人学生の中国留学に対する心配の種。1つは深刻な大気汚染、そしてもう1つが雇用機会の減少だ。イアン・ワイスガーバーさん(25)は「中国に留学し、中国語を学べば、給料のいい仕事に就けると考えていた。でも現実は違うことがすぐに分かった。米国人の自分と同じくらい英語が話せる中国人がたくさんいる。それに、中国語は彼らの母語だ」と話す。中国の多国籍企業の多くが、中国語のできる外国人よりも留学経験のある中国人を採用したがる傾向にある。
10年前に高まった米国人学生の中国語学習熱は下がり続けている。米近代語協会によると、米国の高等教育機関における中国語の学習者数は2002~06年に50%増加し、06~09年にさらに16%増えた。だが09~13年の伸び率はわずか2%にとどまった。
中国留学に詳しい専門家は「結局行き着くのはお金の問題だ。極めて難しい言語を習うため就職市場から数年離れても、最終的に報われる保証はどこにもない」と話す。(翻訳・編集/柳川)
韓国ソウル市江南区の医療衛生当局は15日、“世界の美容整形の聖地”とも呼ばれる同区内の整形医院の衛生状況がまちまちであることを指摘する内容の報告書を発表した。中国・新華社の報道として、大河報が16日伝えた。
近年、美容整形のために訪韓する中国人が急増しており、こうした整形医院が安全かどうかは中国、韓国で共に注目される問題となった。
報道によると、江南区にある整形医院は約360カ所。区の健康センターがこのうち120カ所について昨年11月から12月にかけて調査を行った。
調査では120カ所のうち紫外線消毒設備を持つ病院がわずか3カ所で、手術前に医師や患者の身体についたほこりをはらう設備を持つ病院も2カ所にとどまることが分かった。一部の小規模な病院では医療廃棄物のごみ箱が常にベッドから近い場所に置いてあるケースがみられ、さらに、複数の病院で手術室の温度、湿度が適切でなく、汚染されやすい状況であることも分かった。
区健康センターは衛生管理が不十分だとして、最近、300人以上の医療関係者に対して指導を行った。センターでは今後、今回の調査の対象とならなかった病院についても検査を行い、“整形の聖地”としてのイメージを守りたい考えだ。
(編集翻訳 恩田有紀)
(東京 16日 中央社)第10回大阪アジアン映画祭の各賞が15日発表され、台湾映画「コードネームは孫中山」(行動代号:孫中山)がグランプリと観客賞を受賞した。イー・ツーイェン(易智言)監督は、「この映画が日本で上映され、もっと多くの人に観てもらえれば」と受賞に目を潤ませた。
審査委員長のパン・ホーチョン(彭浩翔)監督は同作について、少年たちのいたずらによる窃盗事件を発端とするストーリーながらも、昨今の台湾社会の一般市民の生活や社会情勢を映し出していると評価。さらに、シンプルなセリフ回しと細やかな表現方法で若手俳優たちの自然な演技を存分に引き出したとしてイー監督を賞賛した。
同作でデビューし、主演を務めたジャン・ファイユン(セン懐雲)とウェイ・ハンディン(魏漢鼎)は受賞の知らせに「ありがとうございます」と喜びの表情を見せた。(セン=擔から手へんをとる)
同作は、昨年台湾で開催された第51回ゴールデン・ホース・アワード(金馬奨)で最優秀オリジナル脚本賞を、第16回台北映画祭(台北電影節)で最優秀脚本賞を獲得している。
(楊明珠/編集:名切千絵)
2015年3月13日、新華社は全国人民代表大会(全人代)に出席している代表のなかから数人を選んで紹介する記事を掲載した。
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毎年1回、3月ごろに開催される全国人民代表大会は、中国最高の権力機関であり、立法機関だ。全国人民代表大会常務委員会によると、省・自治区・直轄市・特別行政区の人民代表大会および中国人民解放軍から選出された第12期全国人民代表の数は2987人。そのうち少数民族は409人で全体の13.69%を占めており、全国55の少数民族にそれぞれ代表がいる。労働者や農民の代表は401人で13.42%を占め、大幅に増加している。専門技術分野の代表は610人で、20.42%。党や政府機関の代表が1042人で最も多く、34.88%を占めている。また、婦人代表が699人と全体の23.4%を占めた。
雲南省のトーロン族初の女性代表となった段秀英(ドゥアン・シウイン)さんは49歳。貧しい農村で生まれ育ち、懸命に学んで教師になった。トーロン族の子供たちの教育環境を整備するために全人代で意見を述べるという。
陝西省の農民代表、楊豊岐(ヤン・フォンチー)さんは53歳。農村部の高齢者に対する養老年金の実施を全人代で訴えたことで、これが実現する運びとなった。雲南省のリス族代表の女性は全人代で2年連続して故郷の道路整備を訴えたところ、今年から工事が始まったという。同省のヌー族代表の医師は農村部で働く医師の待遇改善を訴え続けてきたが、今年は農村部の公衆衛生サービスに対する国の補助を求める予定だ。(翻訳・編集/本郷)
中国メディアの環球網などがこのほど行った調査で、中国で最も人気のある海外ブランドの皮製品・バッグは、仏エルメスの製品であることが分かった。環球網が14日伝えた。
人気ランキングで1位のエルメスを選んだ人の割合は5.35%。2位は同じくフランスのルイ・ヴィトンで3.74%、3位は英国のバーバリーで2.32%、4位は伊グッチで1.91%、5位は伊プラダで1.79%といった順だった。
一方、「最も嫌いな海外ブランドの皮製品・バッグ」ランキングでも、エルメスが1位(3.19%)、2位はルイ・ヴィトン(2.58%)だった。3位は仏シャネル(1.50%)。
2つのランキングでエルメスとルイ・ヴィトンがほかのブランドを大きく引き離しており、消費者の間で好みが分かれる存在であることが分かった。
(編集翻訳 恩田有紀)