社会そのほか速
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地球から93億光年離れた銀河内で起きた超新星爆発が四重に見えるのを、ハッブル宇宙望遠鏡の撮影画像から発見したと、米カリフォルニア大などの国際研究チームが6日付の米科学誌サイエンスに発表した。銀河の手前、約50億光年先にある銀河団の強い重力がレンズの役割を果たしているため。この「重力レンズ効果」で過去に銀河などの多重像が見つかっているが、超新星の四重像は珍しい。
超新星爆発は、重い恒星が寿命を迎えて爆発し、明るく輝く現象。四重像は昨年11月の撮影画像から見つかり、詳細な分析の結果、手前の銀河団自体が一つの大きなレンズとなる上、銀河団を構成する個別の銀河も小さなレンズとなっていることが分かった。
このダブル効果により、超新星の光はさまざまなルートをたどって地球にたどり着き、多重に見えるだけでなく、数年から十年間隔で何回も見えることが判明。約20年前にも見えたと考えられるほか、今後10年以内に再び見える可能性が高いという。
大きな銀河や銀河団には、重力を持つが望遠鏡で直接観測できない謎の「暗黒物質」が分布しており、レンズ効果に貢献している。多重像の観測は、逆に暗黒物質の解明を目指す研究にも役立つという。
韓国メディア・聯合ニュースは、2018平昌冬季五輪を目前に財政悪化問題が浮上している中、国際スポーツ大会開催が経済成長率にほとんど影響を与えないという報告書を国策研究機関が公表したと報じた。
5日、韓国租税財政研究院が発刊した報告書「国際スポーツ行事開催および参加が経済に与える影響」によると、W杯開催や参加成績は国内総生産(GDP)の成長に統計的にあまり影響を与えないという。この調査では、1990年~2014年の間にW杯に1回以上参加した国26カ国を対象に分析を行なったが、経済成長率に影響を与える主な変数は、前年度の成長率、世界経済成長率、為替レートなどの「経済的変数」であり、W杯ではなかったことが明らかになったとしている。だが、W杯の成績はGDPを構成する細かい要因の消費、輸出、収入には一定の影響を与えている。ベスト8に進出すれば消費に肯定的な影響が出るが、ベスト4や優勝をしても追加効果はほとんど見られなかった。またW杯本選に出場し、ベスト4に入ると輸出が増えるという効果が見られた。消費を増やすためには、国際スポーツ大会を自ら開催するより、本選に出場してベスト8以上の成績をあげることが効果的であることを示唆する結果だと報じた。
一方で、昨年の仁川アジア大会のために仁川市は地方債を1兆2500億ウォンも発行したこと、ブラジルは2014年五輪で12兆ウォンを投資し、53兆ウォンの経済効果を狙ったがほとんど回収できなかったこと、ギリシャは2004年アテネ五輪で16兆ウォンの赤字を抱えたことが財政危機の一つの原因であるとし、国際スポーツ大会の経済効果を膨らませて発表する政府や自治体を皮肉っている調査だとしている。
この記事に対し、韓国ネットユーザーからは様々な意見が寄せられている。
「仁川アジア大会の費用の10分の1をサッカーチームや市民の福祉に使っていたら、今頃こんなに大変ではないと思う」
「平昌五輪を誘致した人たちは一生、売国奴と呼ばれてもいい。江原道は破産に近づいている。スポーツ大会で経済成長するという石器時代の論理に拍手を送った奴ら、許せない」
「平昌、この記事見ているのか?」
「大会後の対策がないアジア大会や平昌五輪、経済成長を口実にしているが、大企業がもうかるだけ」
「今の政府は0点。世界的な金融危機で経済成長率は下がる一方、その上、五輪の誘致は間違い」
「そんなに経済効果がほしいなら、自分の金でやってほしい。…
2015年3月5日、韓国・聯合ニュースによると、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は、ソウルで男に襲撃されて負傷したマーク・リッパート駐韓米大使に直接電話し、見舞った。中国新聞網が伝えた。
【その他の写真】
5日午前7時40分ごろ、リッパート大使はソウルの世宗文化会館を訪れた際、刃物を持ったキム・ギジョン容疑者に襲われ、顔や手を80針縫うけがを負った。キム容疑者はその場で逮捕された。
アラブ首長国連邦(UAE)を訪問中の朴大統領は同日午後にリッパート大使に電話をかけ、見舞いの言葉を述べた。5分間の電話の中で朴大統領は、米韓政府が緊密に協力し、この事件が米韓同盟にマイナスの影響を与えないようにすべきだとの考えを示した。また、リッパート大使の早期の回復を願うとともに、韓国政府が速やかに事件を調査し、必要な措置を取ることを約束した。
これに対して、リッパート大使は韓国語で感謝を述べ、米韓同盟は朝鮮半島の平和と繁栄に重要な役割を果たすとした上で、多くの韓国人から見舞いの言葉をもらったことに感動していると応じたという。(翻訳・編集/北田)
韓国政府消息筋は5日、同日朝にソウルで起きた駐韓米国大使への襲撃事件を受けて、6日まで予定されていた韓国と米国の定例合同軍事演習「キー・リゾルブ」の第1部分が、5日午前に前倒しで終了したと明かした。韓国メディアの報道として、中国新聞網が5日伝えた。
報道によると、合同演習は今月2日から6日まで、第1部分の防御訓練が行われる予定だった。この後、13日まで第2部分の防御訓練と訓練の評価が行われる計画だという。
別の政府関係者は、韓国と米国の合同軍事演習の日程が軍以外の問題によって調整されるのは初めてだろうと話した。ただ、全体の日程は変わらないという。
米国のリッパート駐韓大使が5日朝、刃物を持った韓国人の男に顔や腕を切り付けられ、病院に運ばれた。容疑者の男は拘束されている。
(編集翻訳 恩田有紀)
2014年のコークス価格は前年比25.8%超下落した。今年も上昇は見込みにくいという。3月4日、北京商報が伝えた。
山西省など主要産地のコークス価格は2012年以降50%前後下落している。今年に入ってからも経済減速や鉄鋼需要の低迷の影響を受け、低下傾向にある。同省の業者は「1トン生産すると335元の赤字が出る」と述べた。
輸出が増加傾向にあるとはいえ、4億トン超の生産量からすれば貢献は限られており、企業の経営状況を根本的に改善させるには至らない。生産設備の建設抑制や淘汰で、今年の業況は好転が期待されるが、価格は相変わらず低い。コークス業界は産業集中度が低く、生産チェーン全体の中での力も強いとは言えないため、鉄鉱石価格の下落などの影響も避けられない。
(編集翻訳 浦上早苗)