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◇米原 山城攻防体験25人楽しむ
米原市上平寺の国史跡「京極氏館跡」で8日、手作りの弓矢や槍(やり)で戦(いくさ)を体験するイベントがあり、県内外から25人が参加した。
10月に米原市で開かれる「全国山城サミットin米原」を前に、この日行われたシンポジウム「近江の山城とまちづくり」に合わせて市教委が主催した。
京極氏館跡は、北近江の戦国大名・京極高清が居館や城、庭園を築いた遺跡。2004年2月、史跡に指定された。参加者は庭園跡などを散策しながら、市教委担当者から歴史の説明を受けた。この後、攻撃役と防御役の2班に分かれ、土塁が残る約20メートルの山道で城の攻防戦を疑似体験した。
攻撃側は、土塁から放たれるウレタン製の矢を段ボールの盾で防ぎながら前進したが、悪戦苦闘。「落城」することはできなかった。担当者は「土塁がある場所や直角に曲がった道を攻め入るのは難しいと感じてもらえたと思う。城を守る知恵です」と説明していた。
長浜市立長浜南小2年の中川莉瑚(りこ)さん(8)は「上手に弓が放つことができた。楽しかった」と話していた。