社会そのほか速
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戦国時代、鉄砲集団「雑賀衆」を率いて、織田信長と死闘を演じたとされる雑賀孫市にちなんだ「第11回孫市まつり」(孫市の会主催)が29日、和歌山市中心部で開かれた。俳優の榎木孝明さんが監修した野外劇が上演され、多くの市民らが見入った。
甲冑(かっちゅう)を身にまとった孫市の会のメンバーや県内外の歴史愛好家ら約100人が、雄たけびを上げて和歌山城を出発。雨の中、本願寺鷺森別院までの約2・5キロを1時間ほどかけて練り歩いた。
同別院に到着すると、行列の参加者らが雑賀衆と信長軍に分かれて野外劇を披露した。刀や槍(やり)を交えたり、大きな音を響かせて火縄銃で空砲を放ったりするたび、集まった市民らが大きな拍手を送っていた。
野外劇を見守った榎木さんは「どの時代劇にも負けない、迫力ある殺陣だった」と絶賛。雑賀衆の武将を演じた和歌山市紀三井寺、会社員東規行さん(48)は「榎木さんの指導で、力強い演技ができた」と満足そうだった。