社会そのほか速
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受託収賄罪などに問われた美濃加茂市の藤井浩人市長(30)に対する1審・名古屋地裁での無罪判決を不服として、名古屋地検が18日控訴したことを受け、市幹部や市民から、市政への影響を懸念する声などが聞かれた。
「控訴」の連絡は同日午前10時半頃、弁護団から藤井市長に伝わった。藤井市長は、幹部会議で「(控訴されても)平常通りに仕事に臨みます」と話したという。同席した市幹部は「市長の姿勢をみて、私たちも元気をもらった。ともに頑張ろうと思った」と語った。
午前中、住民票交付のため市役所を訪れた主婦(28)は、「無罪判決が出て、もう終わったと思っていた。市政が停滞し、市民にも迷惑がかかるから、早期決着を望みます」。会社員男性(53)は、「市民としては、控訴を断念してほしかった。正常な市政運営に早く戻ってもらいたい」と話した。
藤井市長は午後4時前、市役所に戻り、記者団に対し、「(控訴には)正直、びっくりした。被告人の肩書がつき、市民には迷惑をかけるため、検察には許せない気持ちでいっぱいだ」と述べたうえ、「来年度はトップセールスで頑張りたかったが、対外的な影響が出れば残念だ」と話した。
また、市議会は同日午後4時から、各会派の代表者会議を開き、対応を協議した。19日に全員協議会を開き、市長に今後の市政運営を問う申し入れ書を手渡すという。