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都市部の道産子 体力低迷続く

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都市部の道産子 体力低迷続く

都市部の道産子 体力低迷続く 北海道教育委員会は3日、2014年度の「全国体力・運動能力、運動習慣等調査(全国体力テスト)」の結果を市町村規模別などにまとめ、道議会文教委員会に報告した。50メートル走や握力など全8種目の体力合計点は、前年度と同様、札幌、旭川、函館の「大都市・中核市」が低い傾向にある一方、「町村」や過疎地や離島の「へき地」が高いことが分かった。

  テストは昨年4月~7月、道内の全ての公立小中学校1749校の小5と中2計8万5223人が参加して行われた。昨年11月に公表された全道平均は、中2男女が全国最下位、小5男子は44位、同女子は46位だった。

  今回公表した市町村規模別では、いずれも全国平均を下まわった。道内で比較すると小5男子は町村、小5女子と中2女子はへき地が最も高かった。中2男子は大都市・中核市が最も高かった。

  管内別で体力向上の目標を設定している学校の割合は、小学校では檜山が96・0%と最も高く、札幌市を含む石狩が59・0%と最も低かった。道教委は「へき地や町村は児童、生徒数が少ないため目標が浸透しやすく、大都市・中核市との差につながったと考えられる」と分析している。

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