社会そのほか速
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*17:29JST 円安局面での下げでセンチメントが冷やされる【クロージング】
10日の日経平均は続落となり、125.44円安の18665.11円(出来高概算21億3000万株)で取引を終えた。9日の米国市場の上昇や為替の円安の流れを受け、朝方には18900円を上回る局面をみせた。しかし、その後上げ幅を縮める中、後場に入ると急速に利益確定の売りに押される展開となった。先物主導的な面はあったものの、円相場が一時1ドル122円台に乗せる中での利食いが強まったことによって、投資家のセンチメントが冷やされる格好に。また、メガバンクの下落が神経質にさせた面もある。セクターではゴム製品、陸運、空運、その他金融、輸送用機器、機械が小じっかリ。一方で、鉱業、パルプ紙、銀行、水産農林、サービス、保険が軟調だった。
買い一巡後のこう着は想定内だったが、前引け段階でTOPIXが0.10%と小幅ながら上昇していたこともあり、後場の日銀によるETF買い入れが期待しづらい状況だった。その局面において、下に仕掛けられた格好か。円相場が円安に振れていた中での下への仕掛け的な動きにより、一気に利益確定に向かわせていた。
とはいえ、これにより買い方のポジション調整の一方で、ショートポジションが若干積み上がった可能性はありそうだ。需給に厚みが増した可能性もあるため、底堅さを見極めつつ、押し目拾いを意識しておきたいところであろう。メガバンクの調整が心理面で影響した感はあるが、三井住友<8316>などをみても、売りに押されたとは言え、株価は直近の高値水準での推移である。
《KO》