社会そのほか速
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抹茶を練り込んだチョコレート菓子、この春4つ目である。もはや国民的お菓子であるグリコポッキーの、『ポッキーかさね抹茶』。
記者の印象では、グリコの抹茶菓子の味は、明治とともに、かなり本格的で美味しい。そういう期待をもって、ポッキーをいただくと……。
たしか昨年も、やはり春先に濃い抹茶味の記事を書いた記憶があり、過去をたどってみると、あるある。
昨年3月2日に「ポッキー深あじ抹茶」の記事を書いている。やはりこのときも、抹茶味を「いい線いってる」と書いている。
今年はどういう試食結果になるのか。
さっそく食べてみると、やはりグリコの抹茶味はいい。しっかりと濃く渋い抹茶味がする。しかし、昨年の「深あじ抹茶」よりも、軽い印象がある。
その理由は、おそらくスティック部分に昨年は「ほうじ茶パウダー」を練り込んでいたこと、それと、今年のものは、抹茶の60%にい「一番茶」を使用していること。
一番茶は、その旨みが特徴。それに石臼挽きの渋い抹茶をかさねているから、「かさね抹茶」。見た目も若い緑色が美しく、その割に意外としっかりと濃い抹茶味。やはりグリコは、期待通りの抹茶菓子を出している。
このグリコ『ポッキーかさね抹茶』は、2月10日発売。この季節、抹茶のお菓子はたくさん発売されているが、お手軽で本格的な抹茶味なら、この『ポッキーかさね抹茶』は選んで間違いない。
江崎グリコ ポッキー かさね抹茶 2袋×10個

住宅エコポイントの受付が開始。過去2回に比べて得?
省エネ住宅の普及を促す住宅エコポイントの受付が3月10日から始まりました。窓や外壁の断熱化など一定の基準を満たした住宅の新築なら一律30万円分、リフォームの場合は最大30万円分、併せて耐震改修も実施すれば15万円分を上乗せできます。来年3月末までの着工が条件となります。今回の住宅エコポイントは、過去2回のエコポイントに比べて得なのでしょうか?
エコポイントは、1ポイント1円で交換でき、省エネに役立つ家電や地域新興につながる特産品、商品券などと交換できます。リフォームの場合、断熱性を高めようと内窓をつければ大きさに応じて8万~20万ポイントが付き、外壁や屋根、床に断熱材を施すと3万~12万ポイントがもらえます。節水型トイレや高効率の給湯器は、それぞれ2万4,000ポイントとなり、リフォーム全体で30万ポイントを上限にポイントが付きます。
政府は805億円を予算に計上しています。前回は延長分(平成22年9月24日閣議決定)も含めると1,400億円を少し上回る予算でした。予算の執行状況に応じ締め切られます。
小規模リフォームでも利用しやすくなった
前回までとの違いを列挙すると、「新築だけでなく完成後1年以内の建売やマンションの在庫を購入しても30万円分のポイントが付与されるようになったこと」「中古住宅の購入と同時にエコリフォームを実施した場合、10万ポイントを上限にポイントが加算されること」「窓の断熱改修か外壁・屋根・天井・床の断熱改修という大型のリフォームが必要だった前回から、太陽熱利用システム、節水型トイレ、高断熱浴槽、高効率給湯機、節湯水栓という5つのエコ住宅設備のうち、3種類以上を設置すれば、ポイント発行の対象となったこと」です。
つまり、リフォームエコポイントが小規模リフォームでも利用しやすくなったということです。特に、工事別のポイント発行数は「耐震改修」以外、すべて増額されました。
数十万円の小規模なリフォームで利用するのが最も得
注意点は、工事費に比して、ポイントが付与されるわけではないことです。耐震改修を実施すれば別枠で15万ポイントが加算されますが、木造2階建て住宅を全面的に耐震リフォームしようとすると、150万~300万円程度の工事費用がかかります。数十万円の小規模なリフォームで7万ポイント程度を付与されるくらいが、最も得ということになるでしょう。…

卒業式が全国各地で行われるこの季節。恩師や仲間に、色紙やカードを贈る卒業生の姿も見られる。昨今は「マスキングテープ」で、オリジナルな色紙やカードを作る人も多いようだ。
このマスキングテープはいま、文房具好きやハンドメイド志向の女性を中心に大ブームを巻き起こしている。基本的に和紙でできた貼り直し可能なテープで、用途もデザインも豊富。100円ショップでも手に入る安価さと、アレンジや工夫によって作り上げるオリジナルな可愛さに、世代を超えて多くの女性が惹きつけられている。
もともとマスキングテープは、雑貨用として使われるものではなかった。塗装や建築場などで、作業箇所以外を汚さないために使われる保護用テープなのである(マスキングとは「覆い隠す」や「包み隠す」の意)。
こうした業務用テープが雑貨へと転身を遂げたのは2008年頃。火付け役となったのは、古くから工業用のテープを作ってきたカモ井加工紙だ。「mt」と名付けた雑貨・文具用マスキングテープのブランドを立ち上げ、多彩な色やデザインのテープの販売を始めると、次第に人気が広がっていった。
主に職人が使用する“隠す”ためのテープから、多くの人が使用する“見せる”ためのテープへ。180度の発想の転換で、新たな市場を開拓したのである。
いまや様々なデザインのマスキングテープが登場している。カラフルな色彩のものあれば、ムーミンやハローキティといった人気キャラターのものも。また、マスキングテープは和紙で作られており、手で切れるという機能性と、透け感のある独特な風合いを兼ね備えている。海外での人気も高く、JR東京駅には、寺や仏像やといった、日本らしいマスキングテープも売られている。
用途も豊富だ。前述したカードに貼るなどといった文具的な使用のみならず、部屋を彩るインテリアとして利用する人までいるという。ママ友に聞いて購入したという20代女性はこう語る。
「最初は、子供の絵を壁に貼ったり、ノートに名前を書いたりと、もっぱら子供用に使っていたのですが、最近は楽しくなって、自分用に使っています。かつてプリクラも流行りましたが、シールって楽しいですよね。高いものではないので、気軽に買えるのも嬉しい」
“デコ”るグッズとしても、マスキングテープは優れているようだ。雑貨店の30代店員はこう語る。
「最近はマステのアレンジ本などもたくさん出ていますし、使い方は本当に、人それぞれです。…

大正14年に発売されたキユーピーマヨネーズ。発売当初は、鰻重とほぼ同じ値段ということで、庶民には手の届かない高級品として扱われてきた。それから90年、「マヨラー」というファンまで生んだ国民的調味料はどんな歴史を辿ってきたのだろうか?
戦後、食生活の洋風化が進んでマヨネーズが売れ始めると、他社が続々と参入。そこでキユーピーは徹底した値下げ戦略をとった。
1950年から1952年までの間に値下げを10回繰り返し、価格は200円から100円へと半額に。価格競争についていけない同業他社は次々に撤退していった。今でも国内のシェアは約7割を誇っているという。
ちなみに現在までの価格変更は、値下げ24回、値上げ13回。原材料の7割を占める食用油の価格に左右される。直近では2009年5月に2~7%値下げ、2013年7月に2~9%値上げしている。現在の価格は、450gが350円(税抜き)だ。
キユーピーが1年間に使用している卵の量は、なんと日本全体の鶏卵生産量の1割にも達する。その数なんと42億個。つなげると地球を6周するほどの長さになる。
マヨネーズの原材料は7割が油、あとの3割が卵と酢、塩、辛し粉など。原材料や配合比率は90年の間にマイナーチェンジを繰り返してきた。
「例えば、1962年にはマヨネーズに合う酢を自家製に切り替えるなどしています。先日、1950年代の配合比率で当時の味を再現したマヨネーズを食べたら、辛し粉の香りが強く卵黄の量も多くて、全体的に濃い味でした」(キユーピー広報部・田中友紀さん)
※女性セブン2015年4月2日号

花粉対策や新生活のスタート時期も重なり、家電量販店などでは掃除機のコーナーが盛況だ。いまや掃除機は買い替え需要だけではなく、「2台持ち」も珍しくない時代。中でも、売れ筋はスティック型の掃除機である。
「本体の大きな掃除機(キャニスター式)は持ち運びが大変なうえ、部屋ごとにコードを繋ぐコンセントを替えるなど一仕事でした。その点、スティックタイプはコードレスの充電式ですし、ちょっとした部屋の掃除や車の中にも持っていけるので、目的に応じて使い分けています」(30代主婦)
ここ数年の間で、スティック型掃除機は国内メーカー各社から多数登場し、選ぶのも迷うほどの“百花繚乱”状態となっているが、もともと海外メーカーの製品が火付け役となった。IT・家電ジャーナリストの安蔵靖志氏が解説する。
「スウェーデンのエレクトロラックス社が2004年に発売したスティックタイプの『エルゴラピードシリーズ』を皮切りに、ダイソンが2006年にハンディータイプの『ルート6 DC16』を発売したことで、一気に注目度が高まりました」
脅威の集じん・吸引力を売りに人気を博すダイソンはその後、2011年に〈コードレス掃除機で家全体を掃除する〉とのコンセプトでロングノズルを付属する『Dyson Digital Slim DC35』を発売し、スティック型掃除機のジャンルを確立させた。
現在もスティック型は〈エレクトロラックスタイプ〉と〈ダイソンタイプ〉に大別され、それぞれにメリットとデメリットがある。
「エレクトロラックスタイプは重心が低く、ハンディー掃除機を本体から取り外せる『2in1方式』になっているモデルも多いため、手軽にテーブルの上などを掃除しやすいのが特徴です。その代わりロングノズルのまま壁や天井、エアコンの上などを掃除するのには向きません。
一方、ダイソンタイプは手元に重心があるスタイルで、さまざまな場所をガッツリと掃除したい人にはお薦めですが、重さがある分、フロア掃除でも少し力を入れなければなりません。また、エレクトロラックスタイプのように専用の充電台がなく本体充電式なので、収納に難ありのモデルも多いので注意が必要です」(前出・安蔵氏)
日本メーカーも決して負けてはいない。両タイプの一長一短に縛られず、独自の機能を詰め込んだスティック型掃除機を発売して差別化を図っている。
例えば、東芝の『TORNEO Vコードレス(VC-CL100)』は、延長管をつけても肩掛け式で高所の掃除ができるスタイルを採用。…