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![[注目トピックス 日本株]ボルテージ Research Memo(4):スマホアプリ化した人気作品はユーザー層が拡大し好調を維持 [注目トピックス 日本株]ボルテージ Research Memo(4):スマホアプリ化した人気作品はユーザー層が拡大し好調を維持](http://image.excite.co.jp/jp/news/logo/FISCO_LOGO_2014newcolor_fin.jpg)
*16:42JST ボルテージ Research Memo(4):スマホアプリ化した人気作品はユーザー層が拡大し好調を維持
■堅調に推移する恋愛ドラマアプリ
(1)足元の状況
ボルテージ<3639>の主力商品である恋愛ドラマアプリは、2015年6月期上期も堅調に推移している。今上期の代表的ヒット作は『ルームシェア素顔のカレ Love Days』と『上司と秘密の2LDK』の2タイトルだ。前者は2009年に携帯キャリアの公式サイト向けに配信が開始されて以来ロングセラーとなってきたが、2014年6月にフルネイティブ開発のアプリとしてiPhone・Android向けにリリースされた。後者は2013年9月に配信が開始されたが、2015年6月期第1四半期に広告を打ってプロモーションしたところ大きくブレークし、「CM10ヶ月回収」という同社の広告回収基準を達成する公算が大きい状況だ。
また、2014年12月にはソーシャル型アプリ『天下統一恋の乱 Love Ballad』をiPhone・Android向けに配信を開始した。これも2009年4月から携帯キャリアの公式サイト向けに配信してきたが、人気が高くファンの要望も高まったためにスマホアプリへとリメイクしたものだ。元々人気作品であったが、スマホアプリ化したことでユーザー層が拡大し、好調を維持している。
同社の恋愛ドラマアプリは、日本語市場ランキングのパーソナル型、ソーシャル型で上位を占めている。ソーシャル型がパーソナル型に比べてランキングが低く見えるのは、アプリストア側のジャンル分けの違いにより広範囲のジャンルのアプリが同じ土俵で比較されているためであり、恋愛ドラマアプリとしての競争力において差があるわけではない。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
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![[注目トピックス 日本株]ボルテージ Research Memo(3):ソーシャルタイプのOS向けアプリに注力 [注目トピックス 日本株]ボルテージ Research Memo(3):ソーシャルタイプのOS向けアプリに注力](http://image.excite.co.jp/jp/news/logo/FISCO_LOGO_2014newcolor_fin.jpg)
*16:41JST ボルテージ Research Memo(3):ソーシャルタイプのOS向けアプリに注力
■事業モデルとコンテンツ戦略
(2)コンテンツの類型・配信プラットフォームの戦略
ボルテージ<3639>の事業を理解するうえでは、アプリのタイプと配信プラットフォームの選択に関する同社の戦略・考え方を理解することが重要だ。詳細は下記の表に示されているが、アプリのタイプとしてはソーシャルタイプとパーソナルタイプの2つに分類される。両者の間には共通する部分もあるが、ゲームの進め方や課金方法等の点で大きな違いがある。
同社が現在注力している領域は、ソーシャルタイプのOS向けアプリだ。ソーシャルタイプはパーソナルタイプよりも、収集・課金要素が強い傾向にあり、同社のような制作者サイドからすれば収益化しやすい。配信プラットフォームはより顧客層が広いApp StoreやGoogle Play 等のOS系を中心に展開している。この場合の課金方法はF2P(Free to Play)すなわち、基本プレイは無料で、アイテム利用等に応じた従量課金方式となる。そしてこうした戦略の場合、KPI(重要業績評価指標)は長期継続率、課金率ということになる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
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![[注目トピックス 日本株]愛知銀行 Research Memo(7):恵まれた地域経済ゆえ競合厳しく、情報力など差別化がカギ [注目トピックス 日本株]愛知銀行 Research Memo(7):恵まれた地域経済ゆえ競合厳しく、情報力など差別化がカギ](http://image.excite.co.jp/jp/news/logo/FISCO_LOGO_2014newcolor_fin.jpg)
*16:49JST 愛知銀行 Research Memo(7):恵まれた地域経済ゆえ競合厳しく、情報力など差別化がカギ
■市場環境
愛知銀行<8527>の基盤となっている愛知県は、製造業を中心に高度な産業集積を形成している東海地区の中枢にあり、人口が7,443千人(全国4位)、1人当たりの県民所得が3,105千円(全国3位)、事業所数が331,581所(全国3位)、製造品出荷額等が40兆332億円(全国1位)、卸売業・小売業年間商品販売額が36兆5,483億円(全国3位)等、全国トップクラスの経済規模を誇っている。
一方、恵まれた基盤であるがゆえに競合状況も厳しい。愛知県に本店を構える第1地銀は存在しないものの、第2地銀では同行の他に、名古屋銀行と中京銀行の3行が凌ぎを削る。また、岐阜県や三重県など、隣接する県を基盤とする地銀の攻勢も厳しく、大垣共立銀行<8361>、十六銀行<8356>などが多くの店舗を展開している。加えて、岡崎信用金庫など有力信金の存在も脅威となっている。また、そのような厳しい競争環境に加えて、財務内容の優良な企業が多いことなどから、貸出金利が全国平均よりも低い「名古屋金利」と呼ばれる状況が見られている。したがって、きめ細かい店舗網やサービスの充実による利便性はもちろん、地域金融機関として情報力やネットワークを活かした差別化をいかに図っていくかが勝ち残っていくためのカギを握ると言えよう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田 郁夫)
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![[注目トピックス 日本株]ブイキューブ Research Memo(3):クラウド型の法人向けWeb会議などのサービスが収益の柱 [注目トピックス 日本株]ブイキューブ Research Memo(3):クラウド型の法人向けWeb会議などのサービスが収益の柱](http://image.excite.co.jp/jp/news/logo/FISCO_LOGO_2014newcolor_fin.jpg)
*16:52JST ブイキューブ Research Memo(3):クラウド型の法人向けWeb会議などのサービスが収益の柱
■会社概要
(2)事業概要
ブイキューブ<3681>の事業を端的に言えば、「インターネットを経由したビジュアルコミュニケーションサービスの提供」である。この代表例として、Web会議サービス、Webセミナーサービスなどがある。このビジュアルコミュニケーションサービスを、クラウドを使って提供する「SaaS(Software as a Service)」(月額課金方式)が同社の主力事業となっている。以下が同社のビジネスモデルの概要である。
●Web会議の特色
以前から電話会議やTV会議などは多くの企業で利用されていたが、これらのサービスを利用するためには特定の機器が必要であり、その機器を設置してある場所でしか利用できなかった。これに対して同社が提供するWeb会議サービスはインターネットを介して提供されるため、ネットへの接続が可能な場所であればどこでも利用が可能である。さらに専用の機器や端末は不要で、一般的なPC、スマホ、タブレット端末などで利用可能である。すなわち、「いつでも、どこでも、誰でも」参加できるのがWeb会議サービスの特色であり、強みである。
●クラウド型ビジネスの特徴
同社はクラウド型を中心に事業展開を行っている。クラウド型事業の場合、よほど大きな中途解約がない限り、翌年度の売上高は前年最終月(12月)の月間売上高×12ヶ月に新規獲得分を加えた額となる。クラウド型のビジネスであることから変動費が少ないので、売上高が増加すれば、そのかなりの部分が利益に上乗せされる公算が大きい。損益分岐点を超えてからは、利益率が高くなるのがクラウド型ビジネスの特色と言える。
●収入の源泉
同社がサービスを提供するのは法人であり、個人とは取引を行っていない。取引先は中小企業から上場大手企業まで幅広く、特定の業種に偏っていることはない。最大参加人数によって月額料金が異なっており(5千円から数百万円までとかなり幅広い)、5万円~8万円が最も多い。したがって、契約企業数を増やす(積み上げていく)ことと、1社当たりの利用料を増加させることが同社の売上高の増加(業績向上)につながる。
利用顧客数は公表されていないが、一度契約すると途中解約する企業は少なく、大部分が契約を継続する状況にあるようだ。
現在では売上高の60%がクラウド型(月額課金型)となっているが、セキュリティの関係からクラウド型を敬遠する顧客もあり、これらの顧客に対しては専用サーバーを使った「オンプレミス型」、つまり「売り切り型」のサービスも提供している。…
![[注目トピックス 日本株]ボルテージ Research Memo(5):マルチエンディングストーリーによって感情移入しやすい状況を醸成 [注目トピックス 日本株]ボルテージ Research Memo(5):マルチエンディングストーリーによって感情移入しやすい状況を醸成](http://image.excite.co.jp/jp/news/logo/FISCO_LOGO_2014newcolor_fin.jpg)
*16:44JST ボルテージ Research Memo(5):マルチエンディングストーリーによって感情移入しやすい状況を醸成
■堅調に推移する恋愛ドラマアプリ
(2)ボルテージの恋愛ドラマアプリの強さの秘密
ボルテージ<3639>の恋愛ドラマアプリの競争力の高さは、前掲の各種ランキングで見たとおりだ。同社によればヒットするかどうかを左右する要因として、(1)キャラクターデザイン、(2)ストーリー、(3)収集・育成要素(特にソーシャル型アプリの場合)の3点があるという。同社の場合、社内の人材と外部のデザイナー、シナリオライター等を適宜使い分けている。キャラクターについては、女性ユーザーの好み等について年代別の違いも含めてデータの蓄積が進んでいる模様だ。ストーリーの点では、“マルチエンディングストーリー”策が同社の強みにつながっていると弊社ではみている。マルチエンディングストーリーとはアプリの進め方や途中経過によって結末が異なるもので、ユーザーが感情移入しやすい状況の醸成に貢献していると考えられる。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川 裕之)
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