社会そのほか速
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東京電力は15日、福島第1原発1号機の原子炉格納容器にロボットを再び投入し、調査を再開したと発表した。10日に投入したロボットが停止したのは、金網の隙間に駆動装置がはまったことが原因と判明。東電は「立ち止まって検討するなど、慎重に作業を進める」としている。
東電によると、ロボットは車輪でベルトを動かす「クローラー」で走行するタイプで、15日午前10時に再投入した。事故で溶け落ちた核燃料の取り出しに向け、最大で3日間、放射線量や落下物の状況などを調べる。
大阪桐蔭中学・高校(大阪府大東市)の保護者会「桐友会」の会費が長年、教職員の給与の一部に充てられていた問題で、学校を運営する大阪産業大は15日、取材に「不適切な会計処理だった」と認めた。
大産大が、通常の給与と、桐友会の会費から支出した手当を合算して税務処理していたほか、源泉徴収票を発行するなど事務手続きを通じて一定の関与をしてきた。2014年3月末に見直しを指示し、それ以降、同大の関与はないという。
大産大は、桐友会からの手当について「便宜を図って慣行的にしてきたと思われる」と説明している。
気象庁は15日、西日本(近畿、中四国、九州)から東日本(関東甲信、北陸、東海)で、夜にかけて大気の状態が非常に不安定になるとして、落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうなどに注意するよう呼びかけた。福岡市では午前4時すぎ、直径7ミリのひょうが観測された。
気象庁によると、西日本の上空約5500メートルに氷点下27度以下の強い寒気が流れ込んでいる。次第に東日本にも流れ込み、大気の状態は広い範囲で不安定になる見込み。
気象庁は、発達した積乱雲が近づく兆しがある場合には建物の中に移動して安全を確保するよう求めている。
【リューベック共同】岸田文雄外相は14日午後(日本時間15日未明)、イタリアのジェンティローニ外相、フランスのファビウス外相と訪問先のドイツ北部リューベックで相次ぎ会談した。中国が主導し設立するアジアインフラ投資銀行(AIIB)について、問題意識を共有し、連携して対応する方針で一致した。
岸田氏はAIIBの運営の公正性に関し懸念を示し、参加に慎重な立場を説明したとみられる。
ジェンティローニ氏やファビウス氏は、日本の懸念に理解を示した。フランスとイタリアはAIIBの創設メンバーとして参加表明している。
民主党の枝野幸男幹事長は福井地裁が関西電力高浜原発3号機、4号機の再稼働の差し止めを求める住民らの訴えを認める仮処分を決定したことに「政府としても独立性を持った原子力規制委員会としても、この決定を真摯に受け止め、さらに慎重な対応を求めたい」と政府や原子力規制委員会にも、再稼働に対してより慎重な対応を行うよう求めた。
枝野幹事長は「確定しているわけではないが、完全な第三者性を持っている司法の場で、慎重な審議のうえでこうした結論が出たことは重く受け止めなければならない」としたうえで「少なくとも、世の中に今の基準のまま再稼働することには問題があるという相当大きな認識があるということを間違いなく示している」とした。
社会民主党の又市征治幹事長は「仮処分の手続きで原発の運転差し止めが認められたのは初めてであり、きわめて画期的だ」としたうえで「今回の仮処分決定が原発の新規制基準について『安全性が確保されておらず、合理性を欠く』と指摘し、原発の稼働が『住民らの人格権が侵害される具体的な危険性がある』と認めたことは重大な問題提起。政府と原子力規制委員会、関西電力は今回の仮処分決定を真摯に受け止めるべき」との談話を発表した。(編集担当:森高龍二)