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広島空港で14日夜に韓国・仁川(インチョン)発広島行きアシアナ航空162便(エアバスA320型機、乗員乗客計81人)が着陸に失敗した事故で、国土交通省は15日、アシアナ機が滑走路に進入する前後に視界が急激に悪化し、滑走路が見えにくい状態になったと明らかにした。
同機は通常の着陸時より約30メートル低い高度で滑走路に進入しており、着陸直前の気象条件の変化で操縦を誤った可能性もあるとみられる。
国交省によると、同機は着陸に失敗して滑走路をはずれる約5分前の午後8時頃、空港まで約18キロの地点を飛行中に管制官から着陸許可を受けた。同機が着陸を試みた滑走路に安全に着陸するには約1600メートルの視界が必要。少なくとも300メートル~500メートルほど手前で滑走路が視認できなければ、着陸は不可能とされる。
川崎市の聖マリアンナ医科大病院で専門医の資格を不正に取得したとして、厚生労働省は医師20人の資格の指定を取り消すことを決めました。
精神障害のある患者の強制的な入院などを判定する資格「精神保健指定医」について、聖マリアンナ医科大病院では、11人の医師が、実際には診察していない患者のレポートを提出するなどして、不正に資格を取得していました。
厚労省は15日夜、この11人と指導する立場にあった指導医9人の合わせて医師20人の指定を取り消すことを決めました。
聖マリアンナ医科大病院は、「信頼に関わる不正行為で弁解の余地もない」としています。(15日22:41)
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天皇陛下は15日、皇居で稲の種もみをまく「お手まき」をされました。
「お手まき」は、豊作を願って、毎年、この時期に行われる宮中行事で、天皇陛下は15日午後、稲の種もみおよそ3600粒を皇居の中にある苗代にまかれました。
まかれたのは去年秋に皇居で収穫したうるち米ともち米の2種類の種もみで、来月には育った苗を皇居の水田に植えられるということです。
秋に収穫される米は、11月に皇居で行われる新嘗祭などに使われます。(15日18:27)
自民党の二階総務会長は、産経新聞の加藤前ソウル支局長の出国禁止措置が解除されたことをきっかけに日韓関係を前進させていくべきだという考えを示しました。
「これを契機に日韓関係の問題をさらに前進させなきゃならない」(自民党 二階俊博総務会長)
二階氏は、15日朝の公明党との会合の後、このように述べたほか、日韓議連の幹事長を務める河村元官房長官も「日本と韓国の間で棘のように刺さっていた問題が抜けた」と、今後の日韓関係の改善に期待を示しました。
また、公明党の漆原中央幹事会長は、韓国政府の一連の対応について「マスコミへの対応で日本と韓国では大きく違う。表現の自由の観点からは大きな問題を含む」と指摘しました。(15日17:37)
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患者の死亡事故があった東京女子医大病院(東京都新宿区)と群馬大病院(前橋市)について、厚生労働省の社会保障審議会医療分科会が「特定機能病院の承認取り消しが相当」とする意見をまとめる公算が大きいことが15日、関係者への取材で分かった。
分科会では承認を取り消すべきだとする意見が出ている一方、目立った反論は出ていない。今月末にも意見を集約する。
取り消し相当の結論が決まれば、厚労省が病院側から意見を聴いた上で、分科会の答申を受けて処分を決定する。高度医療を提供し診療報酬面で優遇される特定機能病院の承認取り消しは過去に2件あり、うち1件は東京女子医大だった。