社会そのほか速
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菅義偉官房長官は16日の記者会見で、中国の李克強首相が安倍晋三首相の歴史認識をけん制したことについて「今になってことさらに過去の歴史のみに焦点を当てることは日中関係にとって建設的ではない」と批判した。
菅氏は「日中は第2、第3の経済大国だ。国際社会が直面する共通の課題に対して未来志向の協力関係を発展させていくことが極めて重要だ」と強調した。李首相は全国人民代表大会閉幕後の記者会見で、「一国の指導者は、先人の犯罪行為がもたらした歴史の責任も負うべきだ」と言及していた。
自民党、公明党の両幹事長は、2009年を最後に中断している中国共産党との「日中与党交流協議会」を再開させるため、今月23日から訪中することを正式に発表しました。
「しばらく途絶えていた政党間交流を再開して、両方の友好関係、政治的な信頼関係を増進することができたらと思っているところであります」(自民党 谷垣禎一幹事長)
自民党の谷垣幹事長と公明党の井上幹事長は、今月23日から25日の日程で中国を訪問します。詳しい日程は明らかになっていませんが、中国共産党の中央対外連絡部の幹部と会談し、6年前から中断したままの与党交流協議会の再開を確認する見通しです。自民・公明両党は2006年から中国共産党との間の「与党交流協議会」でさまざまな課題について話し合ってきましたが、その後の政権交代や両国関係の悪化にともない途絶えていました。
谷垣幹事長は、党側から日中関係の改善を後押しすることに意欲を示しました。谷垣氏は、「先方とは実務的な政策課題について議論しようと相談してきた」としていますが、安倍総理の戦後70年談話などが取り上げられる可能性もあります。(16日14:50)
震災遺産として公園に設置されたパトカー。避難誘導中に津波にのまれ、警察官2人が殉職した=16日午後、福島県富岡町
東日本大震災で避難誘導中に津波にのまれたパトカーが16日、震災の記憶をとどめる遺産として福島県富岡町内の公園に設置され、町主催の式典が開かれた。行方不明の警察官の両親は「震災を風化させてはいけない。こういう警察官がいたことを分かってほしい」と話した。
2011年3月11日、増子洋一警部補=当時(41)=と佐藤雄太巡査長=同(24)=は、パトカーに乗って住民避難を促している際、津波の被害に遭ったとみられる。増子さんの遺体は見つかったが、佐藤さんの行方は分かっていない。
パトカーは車体がひしゃげて屋根やドアがなくなり、津波のすさまじさを物語る。東京電力福島第1原発事故による避難指示区域の浜辺で風化が進んでいたが、有志の要望で町などが保存を決めた。
関西テレビが春の改編に合わせ、新VI(ヴィジュアル・アイデンティティー)を発表。そのビジュアルの元となるブランドコンセプト=志を「超えろ。」をテーマに、関西出身のミュージシャン・槇原敬之が特別に楽曲を… 「もっと見る」
仙台市で14日から18日までの日程で開かれている国連世界防災会議では、東日本大震災で得た教訓を発信して一人ひとりに防災に対する意識を高めてもらおうと、市内各所で多彩なサイドイベントが開かれている。同市青葉区のせんだいメディアテークに開設された「東北防災・復興パビリオン」もその一つで、震災や復興の状況を体感してもらう狙いがある。
パビリオンでは、来場者がタブレット端末を操作すれば、壁面に東日本大震災の市町村ごとの犠牲者数などの被害状況が映し出される。目で見て震災を体感できる仕組みだ。
また、青森、岩手、宮城、福島4県と仙台市がそれぞれブースを設置。宮城県のブースでは津波で流され、がれきの中から見つかった時計や教科書など「被災物」の実物を展示し、来場者に震災の影響や、今後の地域再生に思いをはせてもらえるよう工夫している。