社会そのほか速
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かまぼこ工場を視察される天皇、皇后両陛下。左は「白謙」の白出征三会長=15日午前、宮城県石巻市
宮城県を訪問中の天皇、皇后両陛下は15日午前、東日本大震災で被災した石巻市のかまぼこ製造会社「白謙」の門脇工場を視察された。
同社は津波で市内の全事業所が浸水したが、翌月から徐々に営業を再開。2011年12月には完全復旧を果たした。
工場内で被災当時の状況を聞いた天皇陛下は「従業員はどうなったんですか」などと質問。「ずいぶんご苦労が多かったでしょう」と説明役の同社会長をねぎらった。両陛下はガラス越しに笹かまぼこの製造工程を見て回った。
両陛下は同日夕、新幹線で帰京した。
北陸新幹線の開業を祝して、本日(15日)、記念切手シート2種類が日本郵便株式会社のネットショップで販売されたが、いずれも即完売となった。
売りだされた記念切手シートは「WELCOME TO NAGANO 北陸新幹線 長野-金沢間開業記念」と「信濃路の旅 北陸新幹線 長野-金沢間開業記念」の2種類。
価格はいずれも送料込みで2310円で、「信濃路の旅」の方には長野県の英雄・真田幸村のイメージも描かれていたが、発売からすぐに売り切れとなってしまった。
また、北陸新幹線の開業日と同じく14日に開通した「上野東京ライン」の記念切手シートも発売され、こちらも完売となっている。
鉄道関連の記念品というと、昨年末から今年にかけて話題となった「東京駅開業100周年記念Suica」の騒動が記憶に新しいかもしれないが、今回は特に問題は起きていないもよう。
環境省は15日、新潟県佐渡市で放鳥した国の特別天然記念物トキのつがい1組が巣作りを始めたと発表した。今年初めての確認で、トキの繁殖シーズンが本格的に始まった。
環境省によると、2月中旬から2羽で餌を探す様子が観察されていた。3月15日早朝、環境省職員が木の枝(高さ約20メートル)の付け根で、巣を作る姿を確認した。
つがいは多摩動物公園(東京都)生まれの6歳雄と出雲市トキ分散飼育センター(島根県)生まれの4歳雌。それぞれ11年と12年に野生に放たれた。
佐渡市では15日現在、野生で136羽が生息。約40組の雌雄が一緒に行動しており、営巣する可能性が高い。
トヨタ自動車が派手にぶち上げた燃料電池車(FCV)の特許無償開放が、一転して“幻の美談”に終わりそうだ。トヨタが唐突に5700件の特許開放を渋り出したわけではない。同社の「この指とまれ」の期待とは裏腹に、業界内では「誰も名乗り出ないのではないか」との観測がにわかに強まってきたのだ。
「ホンダは来年FCVへの参入を表明しているが、技術力では『トヨタ以上』との自信があり、特許開放に飛び付く気配はサラサラない。日産も当面は電気自動車(EV)に全力投入の構えです」(ディーラー関係者)
FCVは世界的に見てもトヨタが先行し、これをホンダが追い掛け、さらに一歩遅れて日産が追随する図式。欧米メーカーは大きく遅れている。ところが今年の世界販売でトヨタを抜いて世界一に躍り出る可能性が強い独フォルクスワーゲンは、EVとPHV(プラグインハイブリッド)を環境車の本命と位置付け、FCVについては「ガラパゴス症候群としか見ていない」と中堅メーカー幹部は打ち明ける。自国のみで普及し、独自の成長を遂げるが、世界的な普及は望めそうもないとの厳しい見立てだ。中堅メーカー幹部が続ける。
「トヨタは無償開放を東京五輪が開催される2020年末までと限定している。時期を限定すれば各社が群がり、トヨタ基準が一気に世界中に広まるとにらんでのことです。しかしホンダにせよ日産にせよ、ライバルはトヨタの腹の内をお見通し。もし一社も名乗り出なかったら豊田章男社長は天下の笑い者になります」
FCVの普及に欠かせない水素ステーション建設では、ホンダ、日産はトヨタと協調する構えを見せ、国土交通省の顔色を窺っているという。混沌とする“未来”の主導権争いは、今後もしばらく続きそうだ。
15日午前11時15分ごろ、大阪府豊中市の服部緑地内の新宮池で、「男の子のような人が見える」と散歩中の男性から大阪府警に通報があった。府警豊中南署によると、男児は既に亡くなっており、現場近くの児童施設で先月28日から行方不明になっていた疋田逞大(ひきた・ていた)君(6)と確認された。目立った外傷はないという。豊中南署は詳しい経緯を調べている。