社会そのほか速
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民主党は12日、安全保障法制に関する会合を開き、与党が目指す国連平和維持活動(PKO)での自衛隊の駆け付け警護や任務遂行のための武器使用を容認する方針を確認した。今後、後方支援などについても意見集約する。
自衛隊が離れた場所で武装集団に襲われている他国部隊などを救援する駆け付け警護や、輸送任務などを妨害する武装集団の排除や治安維持任務を可能とする任務遂行のための武器使用は、民主党政権でも検討した経緯がある。停戦合意などの「PKO5原則の順守」や「緊急で他に代替手段がない」「中立性維持」などを条件に認める。
民主党政権で検討していた平和構築のための「武装解除・動員解除・社会復帰」(DDR)、治安セクター改革(SSR)の実施や宿営地の共同防衛を盛り込むPKO法改正を目指すことも了承した。慎重論が強い治安維持任務は容認しない方向。【佐藤慶】
川崎市川崎区の多摩川河川敷で中学1年上村遼太君(13)が殺害された事件で、川崎署捜査本部は12日、殺人容疑で逮捕した18歳の少年の供述を裏付けるため、約40人態勢で川を捜索した。3時間近く捜索したが、証拠品を発見できず、13日も続ける。捜査関係者によると、少年は「(上村君の)スマートフォンを川に投げ捨てた」と供述している。
現場の多摩川は河口に近く、捜索は東京湾の干潮時間帯に合わせて、水位が下がり始める午後1時すぎに始まった。風が強く水面が波立つ中、県警の潜水隊員が交代しながら水中に入った。川底はヘドロのようなものがたまっている状態という。
14日に延伸開業する北陸新幹線を描いたペンキ絵が東京都内の銭湯にお目見えし、入浴客を楽しませている。
「東京浴場」(品川区小山)の中沢昌子さん(67)は「わざわざ絵を見に来るお客さんもいる」と話す。
富山市が新幹線開業を機に地元の景観をPRするため、希望する都内の銭湯に絵の塗り替え費用などを補助している。北陸新幹線が描かれている銭湯は現在、都内に4軒ある。
下村文部科学大臣の秘書官が作成した入金リスト。大臣を支援する団体ごとに納められた金額が書かれているんですが、「年会費一覧表」というタイトルがついています。民主党は、12日の国会で「寄付」ではなく「年会費」なら、政治資金規正法に違反する可能性があると追及を強めました。
「2月13日の夕方、下村大臣と栄秘書官が同席のもとにですね、大臣室に『博友会』の幹部が集まったときに配布をされた8枚の文書というのがあります」(民主党 大西健介 衆院議員)
民主党の大西議員が12日の国会で示した8枚の文書。先月13日に下村大臣を支援する任意団体「博友会」の幹部が集まった会合で配られたもので、その内1枚には「年会費納入一覧表」というタイトルで「博友会」の関係者が納入した金額がまとめられています。
「栄秘書官がこれは作成されて配ったということで、よろしいでしょうか」(民主党 大西健介 衆院議員)
「栄秘書官が作ったものであります」(下村博文 文部科学相)
下村氏は、この資料を作ったのは自らの秘書官だと認めました。下村氏は、これまで「博友会」の会員に「寄付」の依頼をし、一部の会員から「寄付」を受けたことは何ら問題ないと説明してきました。しかし、12日、民主党が示した資料には「寄付」ではなく「年会費」と書かれています。
「“年会費”というのは“寄付”のことですが、今まで任意の『博友会』の方々が、“年会費”という言い方をしていたものですから、とりあえず、あれですけど、これは“寄付”で」(下村博文 文部科学相)
「まさに“年会費”は“寄付”だって、ご自身でお認めになっているし、“会費”の徴収というのは、まさに会運営そのものでありますけれども、ここに下村事務所が深く関与していることを証明するこれは動かぬ証拠だと思います」(民主党 大西健介 衆院議員)
大西議員は、「博友会」は実質的には政治団体で、政治資金規正法の届け出義務に違反する可能性があると指摘。「これ以上、職にとどまるべきではない」と迫りました。しかし、下村氏は「寄付としてちゃんと届け出ている」などと反論して、辞任を否定しています。(12日16:58)
日本サッカー協会は3月12日、バヒド・ハリルホジッチ氏(62)を日本代表の新監督に招聘することを正式に決定した。同氏は、早ければ、明日にも来日し、都内のホテルで就任会見を開く。
会見に応じた霜田正浩技術委員長は2月上旬、情報収集のため渡欧し、ハリルホジッチ氏と面会した。そして、サッカー観やサッカー哲学、日本サッカーへの意欲などを確認していったん帰国。その後、技術委員会での検討やサッカー協会幹部との面談を踏まえて、同氏を新監督の第一候補に決定した。
ハリルホジッチ新監督は、アルジェリアを率いたブラジルW杯では試合ごとにシステムを変える奇抜な采配と、対戦相手に応じた変幻自在の攻守で同国を初のベスト16に導いた。チームとしての“引き出しの多さ”と、各選手の高い“戦術理解度”があって初めて可能になるが、もう一つ、ハリルホジッチ監督のサッカーのキーワードを上げるならカウンターになる。
ブラジルW杯で上位に進出したチームのほとんどが鋭いカウンターを武器にしていた。唯一の例外は優勝したドイツで、バイエルン・ミュンヘン所属の選手を中心に、カウンターだけでなく遅攻でも強さを発揮した(カウンターからブラジルを7−1で粉砕した試合は衝撃的だった)。
では、なぜカウンターのチームが上位に多いのか。その理由はFIFA(国際サッカー連盟)の定めた「国際Aマッチデー」にある。FIFAはW杯予選や、アジア杯など各大陸連盟主催の国際大会には、選手を送り出すことを所属クラブに義務付けている。しかしながら選手の年俸を支払っているのは各クラブだ。
本田や香川を始め、メッシ、ネイマールら南米やアフリカの主力選手のほとんどはヨーロッパのクラブに所属している。クラブのオーナーにとって、リーグ戦の最中に主力選手を代表戦に出してチーム力がダウンしたら死活問題につながりかねない。このため欧州の各クラブが所属するUEFA(欧州サッカー連盟)はFIFAに圧力をかけ、年々「国際Aマッチデー」の日数を削ってきた。
今年の日本を例に取れば、「国際Aマッチデー」は3月と6月に2試合、そして9月〜11月の3か月間に6試合の計8試合である。そのうち3月の2試合はチュニジアとウズベキスタンと対戦することが決まっている。6月からはW杯アジア2次予選がスタートするが、来年3月までに8試合を消化しなければならない。そこでテストマッチを組めるのは2試合だけということになる。…