社会そのほか速
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安倍総理大臣が夏に発表する戦後70年談話をめぐり、1995年にいわゆる「村山談話」を出した村山元総理は、過去の過ちを認める重要性を改めて訴えました。
「過去の過ちを認めなければ、また過ちを繰り返すのではと、韓国も中国もアジアの皆さんも心配している。それを薄めたり、言い方を変えたりすると誤解を招く。不信を買う。日本が孤立することになる」(村山富市元首相)
村山元総理は、「植民地支配や侵略」「国策を誤った」などという「村山談話」のキーワードを薄めたり、表現を変えるのは近隣諸国の不信を招くと述べて、戦後70年談話でも継承するよう求めました。
また、村山氏は、「過去に目を閉ざす者は現在にも盲目になる」というワイツゼッカー・元ドイツ大統領の言葉を引用して、過去の歴史をしっかりと反省した上で、積極的平和主義を強調すべきだとも指摘しています。(10日00:42)
天皇陛下は9日、来日中のドイツのメルケル首相と懇談されました。
ドイツのメルケル首相は、午後3時前、皇居・宮殿に到着すると、およそ20分間にわたって陛下と懇談しました。陛下と会うのは2回目で、メルケル首相が、「今年は戦後70年であり、戦争のない時代を望んでいましたが、現在、ウクライナで深刻な事態が生じている」などと話すと、陛下は、「早く解決することを希望します」という趣旨の返答をされたということです。
また、メルケル首相が気候変動について話すと、陛下は、「ドイツでも具体的に気候変動による変化はありますか」と質問されたということです。(09日21:04)
【モスクワ共同】鳩山由紀夫元首相は9日、モスクワを訪問、一部記者団にロシアが一方的に編入したウクライナ南部クリミア半島を訪問すると明言した。住民の意思を確かめ、編入の是非について考えたいとの意向を示した。同行筋によると、クリミア訪問は10~12日の日程。
日本政府は編入を「一方的な併合で国際法違反」として認めていない。首相経験者がロシアの査証(ビザ)でクリミア入りすることで日本の立場に誤解を与える可能性があるほか、編入の正当性を主張するロシアに利用される恐れも指摘され、日本政府は訪問を断念するよう働き掛けていた。
兵庫県洲本市(淡路島)で9日朝、民家2軒の男女計5人が刺殺されて見つかった事件で、2軒のうち、1軒で発見された男女2人には、死後数時間で始まるとされる死後硬直があったことが、捜査関係者への取材でわかった。
県警洲本署は、現場近くに住む無職平野達彦容疑者(40)(逮捕)が、この2人を先に殺害し、その後、もう1軒の3人を襲ったとみている。
発表では、平野容疑者は2013年10月頃まで同県内の病院に入通院し、妄想性障害と診断されていた。神戸地検は、刑事責任能力の有無や程度を調べるため、鑑定留置を検討している。
同署などによると、死亡したのは、洲本市中川原町中川原の無職・平野毅(たけし)さん(82)と妻の同・恒子さん(79)。北約100メートルの民家に住んでいた同県嘱託職員・平野浩之さん(62)と妻・方子(まさこ)さん(59)、母で無職の静子さん(84)。
昨今、急成長しているのがネットで発注して宅配業者を利用して衣類の受け渡しを行うネット宅配型クリーニング。
ビジネスが拡大するとともに、この分野の苦情が増加しているという。
国民生活センターによれば、クリーニングに関する相談件数は年々減少しているものの、こうしたネット型の宅配クリーニングに関する相談は2009年度17件だったのに比べ2014年度は156件と、この5年で9倍以上に増加。特に今年度は既に前年度の3倍近くとなっているという。
トラブルの内容は、消費者とクリーニング業者が直接対面しない形態であることが原因と考えられるものが多い。
◆依頼した衣服を紛失された
「冬用衣類のクリーニングとその後の長期保管を依頼し、クレジットカード決済で支払った。しかし、なんとその衣類を業者自身が紛失した」
◆勝手に高額の請求をしてきた
「ワンピースのクリーニングを依頼したが、業者は勝手にパーティドレスと判断し、ワンピースの5倍もする料金を請求してきた。キャンセルを申し込んだが応じないし、衣類も向こうにあるので受け入れざるを得ない」
◆納期が遅れた上にきれいになっていない
「ダウンジャケットを依頼し、2~3週間で返却と言われたが戻ってこないので問い合わせたら『半年かかる』と言われた。催促したら戻ってきたが、汚れが落ちていなかった」
こうしたトラブルについて、国民生活センターでは
(1)店舗型クリーニングとは違う部分があることを認識したうえで利用するかどうか決める
(2)利用する際には契約内容や事業者の連絡先、賠償基準の内容などを十分確認する
(3)クリーニング方法やしみ抜きの箇所など、詳細を整理し、できる限り事業者と情報共有しておく
などとトラブル防止のためのアドバイスを行っている。
<文/HBO取材班>