社会そのほか速
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ノーベル物理学賞を2008年に受賞した京都産業大の益川敏英教授(75)が10日、約5年ぶりとなる講義に臨み、約120人の学生が熱心に耳を傾けた。学生向けの講義は、学外業務の多忙さや体調を考慮し、実施していなかった。
講義のテーマは現代科学。パスツールやアインシュタインら著名な科学者の業績に触れ、科学が発展し生活の役に立つようになってきた経緯を説明。「科学は人類に自由を用意したが、どう使うかは人類が決めなければならない」と訴えた。
講義後は学生から英語の勉強法について質問があり「英語は天敵」と答え、笑いを誘った。
■福井ミラクルエレファンツ2014年メンバー ▽監督 (82) 吉竹 春樹 ▽トレーニングコーチ (81) 荘 勝雄 ▽コーチ (33) 織田 一生 ▽コーチ兼投手 (16) 藤井 宏海 ▽トレーナー…[記事全文]
元最高裁長官の町田顕(まちだ・あきら)氏が5日、病気のため死去した。78歳だった。山口県出身。葬儀は近親者だけで済ませた。お別れの会が行われる予定だが、日時は未定。
1959年東大法卒。61年東京地、家裁判事補。東京高裁部総括判事や福岡、東京高裁長官を経て2000年に最高裁判事に就任した。02年11月から06年10月に退官するまで最高裁長官を務めた。
最高裁での勤務が長く、司法行政に精通。長官時代は、裁判員制度の導入に向けた準備などに尽力した。
長官在任中の主な裁判では、在外選挙権訴訟の大法廷判決で、在外邦人の選挙権行使を一切認めなかった改正前の公選法、比例代表のみを認めた改正後の同法規定をいずれも違憲と判断。管理職への外国人登用を制限する東京都の「国籍条項」が違憲かどうかが争われた訴訟の大法廷判決では、合憲とする判断を示した。07年に桐花大綬章。
気象庁は10日、ペルー沖の太平洋東部赤道海域で海面水温が高い状態が続き、異常気象の原因になるとされるエルニーニョ現象について、今夏までに再び発生する可能性が高いとする監視速報を発表した。
気象庁は、昨年夏に発生したエルニーニョ現象はこの冬に終息したとみられ、日本の天候に影響はなかったとしている。
気象庁によると、ペルー沖の監視海域の平均海面水温は、今年1~3月、基準値とする過去30年の平均値と比べ、0・2~0・4度だけ高い水準にとどまった。3月は、基準値より0・2度高い27・2度だった。
東京電力福島第1原発で10日、放射線量が極めて高い1号機原子炉格納容器にロボットを投入し内部調査を始めた。事故で炉心溶融した1~3号機の格納容器内にロボットが入るのは初めて。
10日は格納容器内の1階部分を半周回り、13日に残り半周を調べる。最終的には溶融燃料が大量にあるとみられる地下中心部の調査を目指しており、今回はその第1段階。調査の結果を踏まえ、本年度末以降に地下の調査に入る予定。
調査では格納容器の貫通部にある直径10センチ程度の配管から、長さ約60センチ、高さ約9・5センチの棒状のロボットを投入。