社会そのほか速
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女子高校生のスカート内を盗撮したとして、静岡県警静岡中央署などは26日、県迷惑防止条例違反容疑で、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属お笑いコンビ「カズ&アイ」の瀬尾和寿容疑者(33)=静岡市駿河区大谷=を現行犯逮捕した。「間違いない」と容疑を認めている。
逮捕容疑は26日午前9時40分ごろ、JR静岡駅北側の昇りエスカレーターで、スマートフォンを隠し入れたバッグを女子高生(18)のスカートの下に差し入れ、動画を撮影した疑い。
同署によると、パトロール中の鉄道警察隊が女子高生の後をついて歩く同容疑者を発見、行為確認後に声を掛けた。同容疑者のスマホには被害者の動画が残っていたという。
宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業は26日午前、国の情報収集衛星「光学5号機」を搭載したH2Aロケット28号を鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げた。ロケットは計画通り衛星の切り離しに成功した。
国産のH2Aロケットの打ち上げは今回で28回目、2005年2月の打ち上げ以来、連続して22回成功している。
ロケット打ち上げの成功を受けて、菅義偉官房長官は午前の記者会見で「我が国の外交や安全保障、防衛、さらに災害等の危機管理に必要な情報が収集されることを期待している」とコメント。
一方で、米国などの民間企業が運用する商業衛星は、解像度が光学衛星5号機を上回る性能を持っていることから、事実上の偵察衛星である情報収集衛星が果たす機能については疑問も持たれている。
記者会見で国産衛星を運用する意義について報道陣から問われた菅官房長官は「日本の技術は極めて優秀だ。技術の発達のために、できる限り国産を続けることは重要だ」と述べた。
成田国際空港会社の夏目誠社長は26日の記者会見で、1978年の開港以来実施している「入場検問」を30日で事実上廃止し、身分証明書を提示しなくても空港入り口にある検問所(ゲート)を通過できる「ノンストップゲート」化を実現すると発表した。
同空港では、激しい反対運動の中で開港した経緯から、ゲートで入場者全員に身分証の提示を求め、車両はトランクを開けさせるという世界でも例がない形の検問を実施。空港を取り巻く環境が変化した後も同じ方法で続けられたため、混雑時間帯にはゲート前に人や車の長い列ができ、空港利用者からの不満が強かった。
千葉県などからの要望を受け、2012年からノンストップ化の本格的検討を開始。過激派組織「イスラム国」が日本人を標的としたことなどから、当初予定の今年度中の開始を延期する案も出たが、新設した計約330台のカメラや「顔認証」システムの採用、爆発物探知犬の導入などで従来以上の警備が可能になったとして、予定通りの実施に踏み切る。
成田国際空港会社(NAA)は26日、成田空港で開港以来続けてきた利用客らの身分証を確認する検問を30日に廃止し、新しい警備システムに移行すると発表した。
NAAによると、新システムでは通行人の顔の認証や、車両のナンバーを記録できるカメラを駅やターミナルなどに設置し、不審者の動きを把握できるようになる。30日正午から切り替える予定という。
空港反対運動などの影響で成田空港は1978年の開港以来検問を実施。利用客の利便性を損なうとして見直しが進められてきた。
旧藏内邸の庭園=2月2日、福岡県築上町
日本の近代産業を支えた炭鉱の経営者が住んでいた住宅は当時の栄華を今でも実感させる。北部九州にはいくつか炭鉱主住宅が現存しているが、福岡県築上町の「旧藏内邸」も存在感を十分に示している。
旧藏内邸は、明治時代から昭和初期まで福岡県の筑豊地方などで炭鉱を経営し、全国で10位以内の産出高を誇った藏内次郎作、保房、次郎兵衛の藏内家3代の本家住宅。明治30年代に母屋と応接間棟、庭園が造られ、その後増築された。田園の中に、敷地面積7135平方メートル、延べ床面積1250平方メートルの大規模な和風住宅は現在も当時の状態をよく残しているという。
歌人の柳原白蓮が一時嫁いでいた旧伊藤傳右衛門邸(同県飯塚市)が、NHKの朝の連続ドラマの影響で爆発的な人気となった影響などから旧藏内邸も注目度がアップ。町は今後、旧伊藤邸と連携しながら、茶会、クラシックコンサート、月見などさまざまな独自のイベントも実施する方針。邸宅横を流れる小川に放流したゲンジボタルが舞う季節になれば、趣のある庭園でホタル鑑賞も楽しめそうだ。