社会そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
22日午前2時5分ごろ、新潟県糸魚川市能生の北陸自動車道下り線で、会社員大武貢さん(45)=同県五泉市中名沢=の運転する普通乗用車が能生トンネル入り口の外壁に衝突した。この事故で、後部座席に乗っていた妻の会社員ゆみさん(44)と次男の中学1年洸稀さん(13)が搬送先の病院で死亡した。貢さんは胸を打つなどして軽傷。
宇宙から飛来する超高エネルギーのガンマ線を観測する望遠鏡群「国際宇宙ガンマ線天文台(CTA)」の建設計画が進み、日本が主に担当する大口径望遠鏡の1基目が、今年9月からスペイン・カナリア諸島に建設され始める可能性が高まった。
紫外線よりはるかにエネルギーが高いガンマ線は、巨星が寿命を迎えて超新星爆発を起こした後の残骸や、銀河の中心にある超巨大ブラックホールの近くなどから放出されるが、発生メカニズムや詳しい性質は謎が多い。
CTAは、地球の南北2カ所に口径が大中小3パターンの望遠鏡を合計118基も設置する計画。2020年に完成すれば、謎の解明が大きく進むと期待される。
沖縄県糸満市のひめゆり平和祈念資料館で、1989年の開館当初から行われてきた元ひめゆり学徒による講話が22日、最終日を迎えた。高齢化により続けていくことが困難と判断、沖縄戦から70年の節目に引退を決めた。この日、最後の講話を終えた島袋淑子館長(87)は「戦争を知らない人たちにどう話したら分かってくれるかと、焦ったり悩んだりしている。どれだけ伝わったか心配だが、一つのけじめをつけたい」と話した。4月以降は、戦争体験のない若い世代が学徒らの記憶を伝える役割を引き継ぐ。
「包帯を外すとうじがポロポロ、うみもいっぱい。あまりの悪臭に失神しそうになりました」。今年2月、学徒隊で最高学年だった大見祥子さん(89)が壕(ごう)での看護体験を語ると、修学旅行生ら約200人が入ったホールはしんと静まり返った。
沖縄本島南部の地図を使い、爆音や兵士のうめき声を再現しながら語る声が静かに響く。撤退命令が出された朝、大見さんは重傷を負った友人を残し、壕を出た。「『誰か助けてちょうだい』と小さな声が聞こえて…」と声を詰まらせた。「戦争って本当に大変なんです」。絞り出すように、何度も繰り返した。
動員された学徒隊240人のうち、生存者は104人。開館当初27人いた証言員も、今は9人となった。講話は多いときで年間1000回以上に上ったが、2013年度は350回にまで減った。
後継者育成のため、08年には講話を引き継ぐ説明員らと戦跡を巡った。説明員の1人で同館学芸課の尾鍋拓美さん(33)は「体験者に代われるか不安はあるが、伝えたいという気持ちは同じ。学徒たちの生きざまも伝えていきたい」と話す。島袋館長は「世の中がどんなに変わっても、毅然(きぜん)として平和の尊さを伝えてほしい」と力を込めた。
東日本大震災後に高まった生活者の節電意識が、4年を経過して薄まりつつあると7割以上の人が問題視していることが、みずほ情報総研が22日までにまとめた意識調査で明らかになった。生活者の節電行動が震災前の水準まで戻る可能性があるとして、新たな節電への取り組みを検討するよう提言している。
これは、みずほ情報総研が昨年10月、インターネットを通じて、東京電力管内に住む20歳以上の男女1000人を対象に行ったアンケート結果をとりまとめたもの。
調査によると、東日本大震災から数年たち、世間の節電意識が低下しているかどうかを尋ねたところ、77%が「非常にそう思う」「そう思う」と回答。
一方、震災後の2011年6月に行った調査では、「電力不足は深刻な状況だ」と考える人は91%いたが、この割合は年々少なくなり、今回は69%まで減少した。
また、夏場のエアコンや、使わない照明は消すなどの節電行動は比較的高い水準を維持しているものの、冷蔵庫の温度設定やモノを詰めすぎないようにするとか、テレビをつけっぱなしにしないなどについては震災前の水準にまで落ち込んでいることが浮き彫りになった。
みずほ情報総研では「調査の結果、自宅の電気代を認識しているかいないかで節電行動に10~25%程度の違いが見られた。“電力のための節電”という動機付けが弱くなっているのではないか?今後は”生活者自身の暮らし方や価値観”に沿った形で節電を促す必要がある」と考察している。
東京の桜、開花まであと一歩です。
東京・千代田区の靖国神社を、午前10時半ごろ、東京管区気象台の職員が訪れました。桜の「開花」の基準は「5~6輪以上の開花」ですが、判断に用いられる標準木を観察した結果、花はまだ一輪も咲いていなかったため、開花の発表には至りませんでした。
気象台は午後にもう一度、開花の状況を確認することにしています。
開花の発表を期待してか、靖国神社では、大勢の参拝客が標準木の前に立ち止まって記念撮影するなどしていました。(22日11:51)