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[ 2015年3月4日 10:54 ] 社会
オーストラリア南東部ビクトリア州で2013~14年に、野生のコアラの数が生息域に対して過剰となり、一部が飢餓状態に陥ったため、
数を減らす目的で約700匹がひそかに安楽死させられていたことが4日、分かった。オーストラリアのメディアが一斉に報じた。
コアラは入植者が毛皮のために捕獲し、20世紀初頭までに数が激減。特定のユーカリの葉しか食べないが、開発で生息地が狭まっている。
保護団体によると、全国で推定10万匹を切り、絶滅の可能性も指摘される。ただ一部地区では数が増えすぎ、調整が必要との指摘もある。
州当局者は「複雑で難しいが、人道的かつ効果的に解決しなければならない」と述べ、新たな保護、管理を検討したいとしている。
同州西部の海沿いの地域では約8千匹が密集し、1ヘクタール当たり1匹以下が適切とされる水準を大きく上回る11匹に増加。
保護担当者が注射などにより安楽死させたという。健康なメスは除外した。世論の批判を恐れ公表しなかったとみられている。(共同)
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http://m.sponichi.co.jp/society/news/2015/03/04/kiji/K20150304009914200.html